iPhoneシリーズをはじめとした新品端末の価格高騰が止まらない昨今では、中古スマホの需要が高まっている。スペックや画質は最新端末には及ばないものの、一定以上の機能性を持つモデルを安価で購入できることが中古スマホ市場の魅力だ。今回は中古スマホ市場で人気のモデルをランキング形式で紹介。中古スマホへの買い替えを検討している人はぜひ参考にしてほしい。

2年連続で首位だったiPhone 8を抑えて第1位に輝いたのは?

【最新】23年度中古スマホ販売数、2年連続首位のiPhone 8を抑えた1位は?【にこスマ】
iPhone SEとiPhone 8は中古市場で安定の人気を誇っている(「にこスマ」調べ)(画像=『オトナライフ』より 引用)

2024年5月1日、株式会社Belongが運営する中古スマホ販売サイト「にこスマ」の2023年度中古スマホ/機種別販売数・買取数ランキングが発表された。

まずは中古スマホの販売数ランキングを見てみると、iPhoneシリーズがトップ10を独占するという結果に。そのなかでもランキング首位に輝いたのは「iPhone SE(第2世代)(64GB)」。2020年発売のモデルで、ホームボタンが付いているがiPhone 11と同じCPUが搭載されているため、比較的高スペックであることが特長だ。

第2位の「iPhone 8」は、2021年度、2022年度と2年連続で首位だったが、ついにiPhone SE(第2世代)に逆転されてしまった。しかし、価格の安さや使い勝手の良さから、依然として人気は高いようだ。ほかにもiPhone SEシリーズやiPhone 7が上位にランクインしており、ホームボタン搭載モデルのニーズの高さがうかがえる。

買取数ランキングでも、トップ10はiPhoneシリーズのみであり、iPhone 8、Phone SE(第2世代)が上位を占めていた。販売数ではランクインしていたiPhone 13やPhone SE(第3世代)は買取が比較的少なく、高い人気を誇っているようだ。

中古Androidの販売数ランキングトップは3,000円以下で購入可能!?

【最新】23年度中古スマホ販売数、2年連続首位のiPhone 8を抑えた1位は?【にこスマ】
AndroidはiPhoneと比べてランキング順位の入れ替わりが激しい(「にこスマ」調べ)(画像=『オトナライフ』より 引用)

続いてAndroid端末に限定した販売数ランキングを見ていこう。第1位は「らくらくスマートフォン me F-03K(16GB)」。NTTドコモが2018年に発売したエントリーモデルで、初心者でも使いやすい操作性が魅力だ。しかし、一番の人気の理由は安さにあり、平均販売単価は約2,600円という超低価格。スペックや機能性は他の端末に劣るものの、日常生活で必要な最低限の機能は備えているため、「とにかくスマホを安く買いたい」と考えている人にはおすすめだろう。

2位以下には「Galaxy Feel」や「arrows Be F-04K」など、2017年~2018年ごろに発売された機種が数多くランクイン。ランキング内のモデルのほとんどは1万円あれば購入でき、中古のAndroid端末は単価の安さやコスパの良さがユーザーから求められているようだ。

一方でAndroidの買取数ランキングでは、OPPOシリーズやAQUOSシリーズなどのミドルレンジモデルが人気であった。また、トップ5はすべて2020年以降に発売された機種であり、販売数ランキングと比較すると新しいモデルが多い傾向にあるようだ。

出典元:【にこスマ】

※サムネイル画像(Image:Framesira / Shutterstock.com)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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