セルヒオ・ラモス 写真:Getty Images

 セビージャ(スペイン1部)に所属する元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(38)が、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のサンディエゴFCと交渉を行なっているようだ。

 スペイン代表として最多キャプを誇るラモスは、レアル・マドリード(スペイン1部)で主力としてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇などに貢献すると、2021年夏にフリーでパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)へ移籍。昨夏に18年ぶりにセビージャへと復帰した。

 古巣でもここまで公式戦34試合に出場して7ゴールを記録しているラモスだが、イギリス『アスレティック』によれば、現行契約は今季限りまでとなっており、契約延長の意思はないとのこと。今夏にフリートランスファーになる可能性が高まっており、世界中からオファーが舞い込んでいるという。

 2025年からMLSに参戦するサンディエゴはチームに最大3名まで在籍できる特別指定選手としてラモスとの契約を望んでおり、交渉を行なっているとのこと。現時点で元スペイン代表DF陣営は最終決断を下しておらず、交渉しているクラブとは合意には至っていないようだ。

 なお、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシやウルグアイ代表FWルイス・スアレスが加入しているMLSは、ミラン(イタリア1部)退団を発表したフランス代表FWオリビエ・ジルーも加わる見込み。フランス代表のチームメイトでもあったウーゴ・ロリスが在籍するロサンゼルスFCが候補となっている。