ジェフユナイテッド千葉やレノファ山口を率いた実績を持つフアン・エスナイデル氏は今月13日、インドネシア1部昇格組であるPSBSビアクの監督に就任することが正式決定。徳島ヴォルティス指揮官就任の噂が飛び交った後のインドネシア行きを受けて、一部から心配の声が挙がっている。
エスナイデル氏はスペイン国内の複数クラブを率いると、2017年からおよそ2年3か月にわたり千葉を指揮。極端なハイライン守備や白米を禁止する徹底した食事管理などで話題を呼ぶ中、就任1年目はJ1昇格プレーオフに食い込むなど結果を残したものの、翌2018シーズンは守備が崩壊し14位で終了。2019シーズンも開幕スタートダッシュに失敗し、3月17日に解任された。
千葉監督解任後はおよそ4年間にわたりフリーの身だったエスナイデル氏。昨年6月から山口を指揮も、J3降格圏手前の20位でシーズンを終え、契約更新を勝ち取れず。先月14日には、J2で下位に低迷する徳島の公式インスタグラムアカウントをフォローしたことにより、同クラブ監督就任を期待する声も湧き起こっていたが、増田功作暫定監督が正式に監督に就任したことにより立ち消えとなっていた。
そんな中でのPSBSビアク監督就任を受けて、ネット上では「エスナイデルはインドネシアでうまくいくのかな?」「お米大好きなインドネシアでこれは…」「白米禁止は無理なのでは?」「玄米食にするのかな…?」と、食事管理に関するコメントが飛び交っているほか、一部のファン・サポーターは「エスナイデル、もう一度Jリーグで指揮してほしかった…」などと残念がっている。