ラドゥ・ドラグシン 写真:Getty Images

 ナポリ(イタリア1部)が、トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)に所属するルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシン(21)の獲得に興味を持っているようだ。

 ユベントスでプロキャリアをスタートさせたドラグシンは、サンプドリアとサレルニターナへの武者修行を経験後、2022年7月にジェノアへ移籍。空中戦の強さや長いリーチを活かした鋭いタックルを武器に
今年1月からトッテナムに加入するも、ここまでプレミアリーグ7試合の出場にとどまっている。

 イギリス『サン』によれば、トッテナム移籍前にも獲得を目指したナポリが再びドラグシンの補強に乗り出すという。トッテナムは1月に2150万ポンド(約41億2000万円)を投じたルーマニア代表DFの売却をいまのところ検討していないものの、放出する場合は4000万ポンド(約77億6000万円)を求めるようだ。

 なお、同選手の現状について代理人は「監督は3バックをしたくないと何度もいっていた。しかし、トッテナムは大量失点を喫している。3人でプレーできれば、より安心できる。トッテナムはセットプレーからの失点が多い。だから、空中戦でのパワーがあるドラグシンは役にたつだろう」と述べている。

 また、「もし、ポステコグルーがドラグシンにほかのセンターバックの代役としてしか考えていないと言ったら、彼はベンチに座っているだけになるため、残ることはないだろう」と退団の可能性も示唆している。