バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、クリスタル・パレス(イングランド1部)に所属するU-21イングランド代表MFアダム・ウォートン(20)の獲得に興味を示しているようだ。
ブラックバーン下部組織出身のウォートンは2022年にトップチームデビューを果たすと、今年2月にパレスに完全移籍。高精度の左足のパス精度と卓越したボールコントロールを武器にすぐさま主力に定着すると、今季はここまでプレミアリーグ15試合に出場して3アシストを記録している。
イギリス『サン』によれば、そんなウォートンを1月にも狙ったバイエルンが再び関心を示しているという。今冬の移籍市場でチェルシーも関心を示していた同選手の移籍金は6000万ポンド(約117億円)まで上昇しているようだ。
その一方で、イングランド人MFは遅かれ早かれUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場できるクラブに移籍するとの見方が強まっており、パレスはプレッシャーにさらされる可能性がある模様。パレスではイングランド代表FWエベレチ・エゼやフランス人MFミカエル・オリーズにステップアップの可能性が浮上している。
なお、バイエルンはエバートン(イングランド1部)に所属するベルギー代表MFアマドゥ・オナナにも目を光らせているとのこと。エバートンと2027年夏まで契約を結んでいる同選手の移籍金は5000万ポンド(約97億7000万円)と見積もられている。