ナーバスな相手をあの手この手で
ここでも同じ場所を攻めているとイスズミが集まり邪魔する。沖の潮の効いている場所を探してあちこちポイントを替えながら釣るがクロの食いが甘く、足元に来てからハリ外れでバラしてしまう。大事にタモですくったクロの口のハリは皮一枚で浅く掛かっていて簡単に外れた。
当日の釣果(提供:週刊つりニュース西部版APC・新増初生)
再び対策。ハリをヒネリがあって口の中で回りながら掛かる勝負チヌの2号に変更。すぐにアワせず遅アワセと、魚の重さがサオに乗ってからサオをシャクり直す二度アワセをして、口の中にしっかりとハリを掛ける。やり取りは強引にすると口が切れてしまうので優しく丁寧に心掛ける。こうして何とかクロが釣れるようになった。結果、40cmまでのクロが13尾釣れた。午後0時30分、サオをたたみ、磯についたまきエサを洗い流した。
<週刊つりニュース西部版APC・新増初生/TSURINEWS編>