サンガスタジアム by KYOCERA 写真:Getty Images

 京都サンガは今月11日に行われた明治安田J1リーグ第13節で、アビスパ福岡に2-3と敗北。サンガスタジアム by KYOCERAで観戦していた京都府議会議員の津田ひろや氏(自民党)が、自身のSNS投稿で批判を浴びたことにより釈明している。

 津田議員は試合前にスタジアム外周の様子をアップして「なんだか今日勝ちそうな気がする~ あると思います!!」と地元クラブの勝利を期待。しかしFW佐藤凌我やMF紺野和也らのゴールを奪われて敗れると、「気のせいでした。普通に負けました。そりゃサポーターたちも怒る」と投稿。これには「普通に負けましたって何?」「議員さんなら、もう少し言葉遣いを気を付けて」などのメッセージが複数寄せられていた。

 これらの反応を受けて、同議員は11日深夜に「普通に負けた言動で一部非難されてますが、実力どおり負けた印象です」と持論を展開。「一応サッカーは中学まで、観戦は94W杯頃から今もインテルファンです」とサッカー歴を紹介した上で、「プレイしたことある人が見たら、相手にラッキーがあって負けたとかではなく、普通に負けた。ホーム開幕戦も観戦しましたが、結構深刻ですね」と投稿したが、賛否両論が湧き起こるなど炎上。12日午前に「思い違いがあり、燃料投下するので、これでホイッスル」とした上で、以下のように京都サンガに対する思いを綴った。

 「仕事の立場でも京都府発展のためにサンガを応援してるし、是非ともJ1に残って欲しい。あの試合を見て、何かを変えるキッカケになればと思いツィートしました。負けの悔しさはサッカーでしか取り返せない! 応援していきましょう」

 京都サンガと京都府議会議員を巡る問題と言えば、今年2月に瀧脇正明議員(自民党)がサンガ所属選手3名のサインが入ったタオルマフラーをフリマアプリ『メルかリ』で出品。別の議員からの指摘により発覚し、京都サンガの伊藤雅章代表取締役社長に謝罪していた。