陣痛タクシーは、急な陣痛が起きたときでも連絡すればタクシーが来てくれる妊婦の味方です。事前登録の必要性はありますが、陣痛時に家族がそばにいなくても必要情報を知っている乗務員がかけつけてくれます。しかし、陣痛タクシーをサービスとして取り入れているタクシー会社は多く、どの企業を選べばいいか悩む人も多いでしょう。この記事では、東京でおすすめの陣痛タクシーや陣痛タクシーの利点を解説します。急な陣痛時に焦らないよう、必要な知識を身につけておきましょう。

東京でおすすめの陣痛タクシーは8つです。
タクシー会社によっておなじ陣痛タクシーでもサービス内容が変わるため、事前に自分に合ったタクシー会社を探しておくと安心です。
また、陣痛タクシーに登録するときは複数のタクシー会社に登録しておくと、さきに連絡したタクシー会社がすぐにこれないときでもほかのタクシー会社へ連絡できます。
- 日本交通
- kmタクシー
- 日本無線タクシー
- 日の丸交通
- 荏原交通
- チェッカーキャブ
- 大和自動車交通
- 帝都自動車交通
日本交通は、急な陣痛が起きたときに安心な365日24時間対応をおこなっているタクシー会社です。
全ドライバーが助産師講習を受けており、妊娠している人の送迎に対して必要な知識を身につけています。
2012年のサービス開始から約10万件の利用があり、実績があるタクシー会社に依頼したい人にもおすすめです。
会社名 | 日本交通株式会社 |
電話番号 | 050-3133-3255 |
対象エリア | 東京23区・三鷹市・武蔵野市 |
kmタクシーは、国際自動車株式会社が提供するタクシーサービスです。
陣痛タクシーでは防水シートを完備した車両が手配され、車内の除菌・消臭も徹底されています。
破水が起きていても安心して利用でき、匂いに敏感な妊婦の方に対しても配慮されているのが特徴です。
会社名 | 国際自動車株式会社 |
電話番号 | 03-5530-6001(陣痛時専用ダイヤルは登録者のみに通知) |
対象エリア | 東京23区・三鷹市・武蔵野市 |

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。
日の丸交通は、日の丸交通株式会社が提供するタクシーサービスです。
出産予定日や産院を事前登録しておくと、陣痛時にタクシーを呼べば目的地を伝えなくても登録した病院へ向かってくれます。
陣痛タクシーで手配した車両は、後部座席に吸水シートをセットしてくれるため破水が起きているときでも安心です。
会社名 | 日の丸交通株式会社 |
電話番号 | 03-3814-1111 |
対象エリア | 東京23区・三鷹市・武蔵野市 |
荏原交通は、荏原交通株式会社が提供するタクシーサービスです。
全車両防水シートを完備しており、急な陣痛がきたときでも安心して利用できます。
利用エリアが都内全域ではないため、タクシーがくるまでにかかる時間が短いのが特徴です。
会社名 | 荏原交通株式会社 |
電話番号 | 03-3783-6161 |
対象エリア | 品川区・目黒区・大田区・世田谷区 |
チェッカーキャブは、チェッカーキャブ無線協同組合が提供するタクシーサービスです。
杉並区子育て応援券「ゆりかご券」やせたがや子育て利用券、こども商品券が利用でき、急な出費への負担を減らせます。
該当地域に住んでいる人は、ぜひ利用しましょう。
会社名 | チェッカーキャブ無線協同組合 |
電話番号 | 0570-00-3751(または03-5358-3751) |
対象エリア | 東京23区、武蔵野市、三鷹市 |
大和自動車交通は、大和自動車交通株式会社が提供するタクシーサービスです。
全車に防水シートを完備しており、出産間近の人でも安心して利用できます。
対応するオペレーターや乗務員は助産師会の講習を受けており、妊娠している方の対応になれているのも特徴です。
会社名 | 大和自動車交通株式会社 |
電話番号 | 23区:03-3563-5151 |
対象エリア | 東京23区・立川市、昭島市、国立市、西東京市 |
帝都自動車交通は、帝都自動車交通株式会社が提供するタクシーサービスです。
対応エリアを配車プロセスに自信のあるエリアに限定することで、タクシーがくるまでに時間がかかるトラブルを軽減しています。
急な陣痛だからこそ、安心・迅速・確実にタクシーを呼びたい人におすすめです。
会社名 | 帝都自動車交通株式会社 |
電話番号 | 03-3643-6881 |
対象エリア | 墨田区・江東区・千代田区・中央区・港区・品川区 |

多くのタクシー会社が陣痛タクシーサービスを提供している東京では、どのタクシー会社を利用するか悩む人も少なくありません。
ここでは、自分に合った陣痛タクシーの選び方を解説します。
比較するべきポイントを知っておき、陣痛タクシー選びに役立てましょう。
- 対応エリアで選ぶ
- サービス内容で決める
- 「全国子育てタクシー協会」に登録している会社を選ぶ
陣痛タクシーを提供するタクシー会社では、それぞれ対応エリアが決まっています。
住んでいる地域や搬送先病院が対応エリアに含まれている必要があり、エリアに含まれていない人は利用できません。
対応エリアに含まれているのは、病院と自宅どちらかで問題ないタクシー会社も多いです。
また、23区内でもタクシー会社の対応エリアに含まれていない可能性があります。
対応エリアをしぼっているタクシー会社は、ほかの利用者が少ない分タクシーの取り合いにならないのがメリットです。
事前に確認しておき、利用できるタクシー会社か知っておきましょう。
タクシー会社が陣痛タクシーでどのようなサービスをおこなっているかも、検討するポイントになります。
タクシー会社によっては、乗務員が助産師による講習を受けていたり防水シートを完備した状態で迎えにきます。
防水シートの用意がないタクシー会社を利用する場合、自分でシートやタオルを用意しておく必要があるのがデメリットです。
サービスが充実しているほどに、安心感が増すでしょう。
「全国子育てタクシー協会」とは、一般社団法人全国子育てタクシー協会主催の子育てタクシードライバー養成講座課程を修了したドライバーが専門に乗務するタクシーです。
タクシー会社によっては登録しており、妊娠中の人だけでなくそのお子さんにも優しいタクシーを提供しています。
ニーズに合わせて4つのコースが用意されており、陣痛タクシーとして提供されるのは「こうのとりコース」です。
事前登録しておけば、陣痛時すぐに手配できて、指定した病院へ連れて行ってくれます。

陣痛タクシーの存在を知っていても、必要か悩む人も多いでしょう。
東京で陣痛タクシーを使うには、5つの利点があります。
どのような利点があるのか知っておき、安心して利用しましょう。
- 乗車を断られる心配がない
- 24時間365日好きなときに呼べる
- 道案内は不要
- 陣痛時以外でも使える
- 特別な割増はない
陣痛時に一般のタクシーを呼んでも、破水による車内の汚損や乗務員のサポート力の問題で乗車を断られるケースがあります。
陣痛が来ていて電話をするのがつらい状態で、タクシーの乗車を断られるのは精神的にも負担をともなうでしょう。
陣痛タクシーであれば、妊娠している人の対応に慣れた乗務員が来てくれるため心配ありません。
破水の可能性まで考えているため、乗車を断られる心配もないのがメリットです。
急な陣痛での不安を軽減でき、安心して病院へ向かえます。
陣痛タクシーは、24時間365日いつでも利用できます。
陣痛が来る可能性はわかっていても、実際に来るタイミングは予測できません。
陣痛が来たのが朝方や深夜であれば、公共交通機関が動いておらず困るケースもあるでしょう。
しかし、陣痛タクシーに登録しておけばいつ陣痛がきても心配ありません。
陣痛時もすぐに電話して、迎えにきてもらえるため、家族がいない時間帯でも安心して利用できるでしょう。
陣痛タクシーでは、事前に自宅の住所や向かう先の病院を登録しておけます。
事前に登録した病院へ向かうため、道案内は必要ありません。
陣痛時は強い痛みをともなうことから、道案内をするのは難しいケースも多いでしょう。
家族がいない場面だと、乗務員へ目的地を伝えるのも一苦労です。
道案内不要の陣痛タクシーであれば、つらい陣痛中でもスムーズに病院へ向かえます。
陣痛タクシーは、陣痛時にしか使えないわけではありません。
陣痛以外にも、妊娠中の健診や入退院時の送迎、産後の乳児健診といった病院に行くシーンは多くあります。
病院への送迎全般に使えるため、体に負担をかけたくない産前産後には便利に使えるでしょう。
陣痛タクシーでは、行き先の病院を事前に登録しておきます。
事前に病院を登録しておけば、何度も行き先を乗務員に伝える必要がありません。
行き先を伝える手間をなくせ、病院への移動が楽になるでしょう。
陣痛タクシーのメリットは、利用しても特別な料金がかからない点です。
陣痛タクシー利用時にかかる料金は、タクシーに乗車するとき発生する初乗り料金と加算料金です。自宅にタクシーを呼ぶため、迎車料金も発生します。
しかし、それらの料金は一般のタクシーを手配するときと料金は変わりません。
料金は変わらないものの、防水シートや陣痛が起きていても断られないなどメリットが多くなります。
陣痛タクシーの利用で料金が変わらなければ、気軽に利用できるでしょう。

陣痛タクシーを東京で利用するには、注意点もあります。
どのような注意点があるのか事前に知っておき、スムーズに利用しましょう。
- バスタオルや大きいシートを用意する
- 事前登録していないと使えない
- ほかのタクシーを呼ぶ方法も準備しておく
陣痛タクシーを利用するときは、バスタオルや大きめのシートを陣痛が起きる前に用意しておきましょう。
陣痛タクシーでは車内に防水シートを用意している車両も多いですが、タクシー会社によっては自分で用意しておくよう指示される場合もあります。
陣痛が起きてから来られるタクシー会社が用意の必要な車両だと、陣痛時には難しいケースもあるでしょう。
事前に必要なアイテムを袋にまとめておけば、陣痛が起きたときも心配ありません。
乗務員へ袋を渡すだけで準備が終わり、病院に向かうだけになります。
陣痛タクシーは、陣痛が起きてからでは利用できません。
事前に住所や向かう先の病院を指定しておいて送ってもらうサービスのため、事前登録が必ず必要です。
多くのタクシー会社では、陣痛タクシーの事前登録は無料でおこなえます。
いくつかのタクシー会社へ登録しておけば、陣痛が起きたときに頼りやすくなります。
事前登録のやり方はタクシー会社によって変わりますが、電話したりメールフォームを利用したりすることが多いです。
陣痛タクシーに登録していたとしても、確実に来てくれるとは限りません。ほかにもタクシーを呼ぶ方法も準備しておきましょう。
自分が住んでいる地域に対応しているタクシー会社の一覧を用意しておき、陣痛タクシーがすぐに来られないときは相談すると安心です。
迎車時にはタクシー会社へ陣痛が来ている点を伝えておくと、到着してから乗車を拒否される心配が少なくなります。
緊急時に呼べるタクシーの選択肢を増やしておき、万が一に備えましょう。

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。
陣痛が起きたときにタクシーを手配しても、住所や移動先を乗務員へ伝えるのは痛みをともなう状況では苦労する人も多いでしょう。
家族がいない状況で陣痛が起きると、不安を覚える人も少なくありません。
陣痛タクシーに登録しておけば、陣痛時に電話一本でタクシーを手配できます。
タクシー会社によっては助産師による指導や防水シートの完備を徹底するなど、妊娠している人への配慮も手厚くなっています。
陣痛が起きたときも焦らず病院へ向かえるよう、自分に合った陣痛タクシーを用意しておきましょう。