保護猫がついにピアノを・・・
鍵盤を押さえるとエサが出てくるピアノ型自動給餌器。
その使い方を、女性は保護猫に根気強く教え続けていました。
鍵盤を押さえる動作を覚えてもらうために、あえてピアノの屋根にエサを置いてみたりもしました。
男の子が「ここを押さえるんだよ」とばかりに、目の前でお手本を示してあげたこともあります。
するとある日、保護猫がついに自分で鍵盤を押さえたのです!!!
突然始まったピアノの演奏に男の子と女性は顔を見合わせて喜びます。
そんなふたりに見てもらいたいかのように、初めて自分で取り出したエサを誇らしそうに頬張る保護猫なのでした。