沖縄県那覇市にモヒートとカイピリーニャに特化した新感覚のスタンドバー「Mojito & Caipirinha Stand BAR」が、4月23日(火)にオープンした。
開放的な空間、特別な時間を演出するだけでなく、観光客はもとより地元の人もリラックスしながら、ラテン系スピリッツを楽しめるバーとして早くも注目を集めている。
ラム酒とカシャッサの専門バーが運営
スタンディングスタイルで、気軽に本格的なカクテルを楽しめる新しいスタイルのバーが、BAR Julepが運営する「Mojito & Caipirinha Stand BAR」だ。
BAR Julepは、2002年、ラム酒とカシャッサの専門バーとして東京の世田谷区池尻にオープン。オーナーの佐藤さんは、ラム酒とカシャッサの蒸留所を30ヶ所以上回り、各地域の文化にも触れてきた人物。
2012年の日本ラム協会・2016年の日本カシャッサ協会の立ち上げにかかわり、後者では会長を務め、サトウキビスピリッツの多角的な表現と普及に尽力している。
モヒートとカイピリーニャを中心にラインナップ
そんな佐藤さんが、新たなステージとして、サトウキビの生産地でありラテン系カクテルに最適な気候を持つ沖縄に「Mojito & Caipirinha Stand BAR」を開店。ラム酒とカシャッサカクテルのさらなる魅力を引き出しつつ、その普及を目指す。
同バーでは、モヒートとカイピリーニャをメインにさまざまなラテンスタイルのカクテルを提供する。そのカクテルラインナップを紹介しよう。
世界で最もバリエーションの多い蒸留酒ラム酒。そのラムベースのカクテルの中でも人気が定着しているのがキューバ発祥のモヒートだ。同バーでは爽快なキューバスタイルのモヒートをはじめ、フルーツなども使用した様々なモヒートを提供する。
カシャッサは、サトウキビを原料としたスピリッツで、ブラジルでは4,000以上のブランドが存在する国民酒ともいえる酒。カシャッサを用いたポピュラーカクテルが、カシャッサ・ライム・砂糖を使用した甘酸っぱいカイピリーニャだ。
現地で親しまれるクラシックスタイルから、フルーツカイピリーニャであるカイピフルッタ、ハーブ使用のアレンジスタイルなどを提供する。
「Mojito & Caipirinha Stand BAR」では、モヒートとカイピリーニャに特化するとしつつ、ブラジルのトロピカルカクテルであるピニャ・コラーダ、バチーダなど、カリブやブラジルなどの現地スタイルのカクテルを多数用意。また、ブラジルやキューバの国民的な料理・ラテン系フードも現地スタイルで提供するという。
沖縄・那覇の熱い夜を楽しく過ごすバーとして、訪れてみてはいかがだろう。
Mojito & Caipirinha Stand BAR
所在地:沖縄県那覇市松尾2-6-5 1F
営業時間:14時~21時
定休日:不定休
(高野晃彰)