パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)が、アヤックス・アムステルダム(オランダ1部)に所属するドイツ人GKディアント・ラマイ(22)の獲得に興味を持っているようだ。
今季もここまで公式戦41試合に出場して16回のクリーンシートを達成しているイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが絶対的守護神に君臨しているPSG。しかし、昨夏にノッティンガム・フォレスト(イングランド1部)からレンタルバックしたコスタリカ代表GKケイロル・ナバスが今季限りで契約満了を迎える状況となっている。
そのなかで、ドイツ『スカイ・スポーツ』などで記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、PSGはここ数ヶ月で何度もラマイにスカウトを派遣している模様。現時点でPSGは直接のコンタクトや交渉は行なっていないものの、PSGは今夏に若くて有望なGKを探していることから夏に議題に載る可能性もあるようだ。
ただ、アヤックスは2028年夏まで契約を残しているドイツ人GKを残留させたい意向だという。なお、現在負傷離脱している同選手の移籍金は2500万ユーロ(約42億円)以上になるようだ。
母国のハイデンハイムでプロキャリアをスタートさせたラマイは、昨夏にアイントラハト・フランクフルトからアヤックスに完全移籍。高い足元の技術とフィード能力を武器に昨年10月下旬あたりからスタメンに定着すると、今季はここまで公式戦41試合に出場している。