ZOZOの営業利益が過去最高の600億円を達成 来期は売上高2000億円突破の勢い
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

 ファッションECサイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を展開するZOZOは4月30日、2024年3月期の通期連結決算を発表した。売上高は1970億1600万円(前年比7.4%増)、営業利益は600億7900万円(同6.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は443億4100万円(同12.2%増)と増収増益で、営業利益は過去最高を達成した。

 延床面積や商品保管数などの設備能力が最大規模の物流拠点「ZOZOBASEつくば3」が2023年8月に本格的に稼働したこともあり、商品取扱高は前年比で5.5%増となる5743億円まで拡大し、過去最高を更新した。

 今期は、韓国のECストア「ムシンサ(MUSINSA)」や韓国の人気ブランド「マルディメクルディ(Mardi Mercredi)」、コスメブランド「ナーズ(NARS)」などを含む118店舗が新規で出店し、売上高に底上げに貢献した。

 ZOZOは同日、2025年3月期の通期連結業績予想を発表している。売上高は2144億円(前年比8.8%増)、営業利益は642億円(同6.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は452億円(同1.9%増)を見込む。売上高が2000億円を突破する勢いだ。

文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO

【関連記事】
「オニツカタイガー」からファッションと快適性の両面にこだわった新作シューズが登場
「ニューバランス」から90年代のアウトドア小物に着想を得た限定カラーの「992」が登場
「ザ・ノース・フェイス」が独自に開発した防水透湿素材を使用したコーチジャケットを発売
「ミズノ」が高反発ソール素材を搭載したランニングシューズ「WAVE AERO 19」を発売
「ナイキ」から環境に配慮したバスッケトボールシューズが誕生