ワークマンは5月7日、2024年3月期通期決算を発表した。売上高にあたる営業総収入は1326億5100万円(前年比3.4%増)、営業利益は231億4200万円(同4.0%減)、当期純利益は159億8600万円(同4.0%減)と、営業総収入は過去最高を達成したものの営業利益、当期純利益ともに前年比はマイナスだった。

女性向けのユニフォームや服飾小物が好調だった一方、暖冬の影響により防寒アウターなどの冬物が全般的に苦戦した。また、出張や対面での会議を再開したことで旅費出張費が前年から3割以上増え、人件費や運賃など販管費のすべての項目が前年から増加した。

ワークマンは同日、2025年3月期の業績予想を発表した。営業総収入は1385億6400万円(前年比4.5%増)、営業利益は236億3200万円(同2.1%増)、当期純利益は163億2500万円(同2.1%増)とした。

文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO

【関連記事】
「オニツカタイガー」からファッションと快適性の両面にこだわった新作シューズが登場
「ニューバランス」から90年代のアウトドア小物に着想を得た限定カラーの「992」が登場
「ザ・ノース・フェイス」が独自に開発した防水透湿素材を使用したコーチジャケットを発売
「ミズノ」が高反発ソール素材を搭載したランニングシューズ「WAVE AERO 19」を発売
「ナイキ」から環境に配慮したバスッケトボールシューズが誕生