ワームより確実に反応が劣る

21時になって、プラグ縛りを解いた。ワームにする。

しかしそれでもなかなか反応しないのだから、この日の水潮も本物だ。そもそも潮が止まりかけてきたこともあるが、レンジを15カウントまで下げて、ようやくバイトした。5尾までは追釣できたので、やはりプラグ縛りは、ストイックなスタイルなのだと理解する。あえてやることでもないのだが、バチバターンになるとプラグの方がよく釣れる。慣らしだ。

プラグルアーだけで大阪湾メバリングに挑戦 紫色ルアー的中でメバル10尾キャッチチヌも再び(提供:TSURINEWSライター井上海生)

これからプラグ優先となる日も来る。その日のために水潮という悪い状況で実験ができたのは有意義だった。しかし今年も紫カラーが強いか。何かそこにはマンネリ感が出てきた。

そういえば今回はシーバスがお休みだった。前まで何かとガツガツ食ってきていたのに、むしろ真水に強いはずのシーバスが来ないとは。まあ……いかにも気分屋で、水潮を嫌がりそうな魚ではある。あれだけの大型な身体を酸欠状態の海で動かすのも苦しいのだろう。

<井上海生/TSURINEWSライター>