明治安田J2リーグのジェフユナイテッド千葉（現9位）は、5月12日にアウェイのJITリサイクルインクスタジアムで開催されるJ2第15節ヴァンフォーレ甲府（現8位）との試合に先立ち、メディアに向けた囲み取材を行った。千葉のFWドゥドゥは、前節におけるチームの成長と古巣の甲府について語った。
第14節横浜FC（現3位）との試合では、第13節のいわきFC戦（現4位）（0-1）からスタメンを8人入れ替えるという小林監督の采配に、多くの選手たちがハードワークで応える形に。前半29分にFW呉屋大翔が相手のミスからボールを奪うと、そのチャンスを逃すことなく得点。チームは後半に横浜FCから猛攻を受けるもその1点を守り切り1-0で勝利し、2試合ぶりの白星をホーム、フクダ電子アリーナのサポーターに届けた。
ドゥドゥは「プレー機会の少ない選手たちで勝ち切れたことは、チーム力を示すことに繋がりました。ここから連勝するためには、自信を失ってはいけないし、もっと要求し合うことも必要です」とコメント。
「横浜FC戦で祐介が（MF小林裕介）がファウルをしたときに、4～5人の選手が審判を取り囲みました。もちろん、審判へのリスペクトはありますが、勝利のためにはチーム全体で戦っていることを示す必要がある。その足りていなかった部分を、横浜FC戦では見せることができましたし、チーム内でもさらに要求し合うことでポジティブな影響が出てくると思います」と語った。
また、甲府に対しては「古巣である甲府のスタジアムでプレーできることを楽しみにしています。甲府のサポーターにも『待っているよ』とメッセージをいただきました。両チームのサポーターが望んでいることは、自分自身の良いプレーだと思っているので、絶対に負けてはいけないゲームをしっかりと勝って終わりたいです」と古巣への愛を語ったうえで、千葉の一員として勝利を目指す姿勢を示した。
