220円の価格差は2台同時充電時にアリ!
ここまでの実験で、無印良品とダイソーの急速充電は、ほぼ同じ性能であり220円の価格差はほとんど感じられません。
しかし、念のためスマホを2台同時に充電したときの状況も確認してみましょう。こちらもスペック上はどちらも最大15Wということですが……。
まず、無印良品からUSB Type-CでAndroidスマホをUSB Type-AでiPhone 13を接続して同時充電してみます。
すると、Androidスマホは9.6W程度、iPhoneのほうは4W前後で充電されました。
次に、ダイソーのほうでも同じ条件で2台同時充電を行ってみましょう。すると、Androidスマホは7.2W程度、iPhoneのほうは2.4W程度での充電となりました。
無印良品の急速充電器で2台同時充電
ダイソーの超速充電器で2台同時充電
このように、無印良品の急速充電器は2台同時充電でも、まずまずの速度で充電されましたが、ダイソーのほうは2台ともかなり充電速度が落ちることが確認できました。
この結果を見る限り、スマホを2台同時充電する機会が多いなら、220円高くても無印良品の急速充電器のほうがオススメということになるでしょう。
まとめ
いかがでしょうか? 今回は無印良品とダイソーの充電器を使って実際にスマホを充電してみました。
USB Type-CとType-Aを個別に1台ずつ充電したときは、ほぼ同じ結果だったので、これなら220円安いダイソーの超速充電器で十分という結論になりそうでした。
しかし、2台同時充電の場合は無印良品のほうが明らかに高速で充電されていましたので、もし、2台同時に充電する機会が多いようなら、220円の価格差は無視していいでしょう。
※記事中の価格はすべて税込みです
※記事中の商品は筆者(編集部)が購入時点のものです(2024年4月)。店舗によっては在庫切れ、取り扱いがない場合もありますのでご了承ください
すずきあきら
編集・ライター。パソコン通信時代からネットワークに接しWi-Fiやインターネット、SNSなどに精通。30年に渡って、パソコンやスマホ関連のムック本や雑誌記事を手がけてきた大ベテラン。最近は格安SIMなどのケータイ料金やアプリ、通信費全般の記事を執筆することが多い。
文・すずきあきら/提供元・オトナライフ
【関連記事】
・ドコモの「ahamo」がユーザー総取り! プラン乗り換え意向調査で見えた驚愕の真実
・【Amazon】注文した商品が届かないときの対処法を解説!
・COSTCO(コストコ)の会員はどれが一番お得? 種類によっては損する可能性も
・コンビニで自動車税のキャッシュレス払い(クレカ・QRコード決済)はどの方法が一番お得?
・PayPay(ペイペイ)に微妙に余っている残高を使い切るにはどうすればいいの!?