マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、バルセロナ(スペイン1部)に所属するブラジル代表FWビトール・ロケ(19)の獲得に興味を持っているようだ。
母国のクルゼイロでプロキャリアをスタートさせたロケは、アトレチコ・パラナエンセから今年1月にバルセロナへ加入。昨年3月にはブラジル代表デビューを果たした神童は、ここまで公式戦11試合に出場して2ゴールを記録しているものの、直近数試合は出番がない状況が続いている。
この状況に選手の代理人が不満を漏らしているなかで、スペイン『アス』によれば、実に30クラブがバルセロナにコンタクトをとった模様。そのなかで、新体制に移行して大幅な刷新を画策しているユナイテッドが、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドのパートナー候補の1人賭して獲得の可能性を模索しているようだ。
ただ、バルセロナが総額6100万ユーロ(約101億9000万円)を投じて獲得したブラジル代表FWを獲得するためにユナイテッドは先に選手を放出しなければいけないようだ。また、チェルシー(イングランド1部)やトッテナム・ホットスパー(同1部)、ナポリ(イタリア1部)が目を光らせているようだ。
なお、ロケの代理人であるアンドレ・キュリー氏は問題の解決策を見つけるためにバルセロナのスポーツディレクターを務めるデコ氏と会談を行うとのこと。選手に近い情報筋によれば、同選手はバルセロナで成功することを夢見ているようだ。