ミラン(イタリア1部)が、ライプツィヒ(ドイツ1部)に所属するスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ(20)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
2019年6月にザルツブルク入りしたシェシュコは同年7月にセカンドチームのFCリーフェリングでプロデビュー。192cmの体躯を生かした空中戦の強さやフィジカルを武器にザルツブルクで台頭し、今夏に姉妹クラブであるライプツィヒへと活躍の場を移すと、ここまで公式戦40試合に出場して16ゴール2アシストを記録している。
そのシェシュコに対して、フランス代表FWオリビエ・ジルーが契約満了を今夏に退団するとの見方が強まっているミランがその後釜として関心を持っている模様。クラブのアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏などを含む上層部はシェシュコを評価しているようだ。
また、スロベニア代表FWには5000万ユーロ(約83億5000万円)の契約解除金が存在しているが、7500万ユーロ(約125億3000万円)に跳ね上がる可能性もあるとのこと。同選手には複数クラブも目を光らせているが、ミランは争奪戦でポールポジションに立てると考えており、近いうちに合意したいと考えているようだ。
なお、ミランはボローニャ(イタリア1部)で今季躍進しているオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーをリストアップしていたものの、ターゲットを変更したようだ。