ベルリンのカルチャーシーンと英国の伝統的なシューズブランドによるコラボレーションが登場。「Clarks(クラークス)」が誇る名品、「Wallabee(ワラビー)」と「Trek Mule(トレックミュール)」に、「Civilist(シビリスト)」がアプローチ。新たな息吹を吹き込んでいる。
Clarks x Civilist コラボ
Clarksは、1825年に英国南西部のサマセット州ストリートにて誕生したC&J Clark Limitedとしてスタート。それからというもの、彼らは革新的な靴づくりのパイオニアとして、その名を世界中に轟かせてきた。彼らの強みであるイノベーションとクラフトマンシップの融合が、世界中で5500万足もの靴を生み出す原動力となっている。
Civilistは、2009年にベルリンの中心地ミッテに誕生したブランドである。スケート・ショップやブティックとしてスタートし、ベルリンのクラブ・カルチャーやアーティスト、そしてスケート・シーンから多大な影響を受けてきた。彼らのコミュニティ志向のアプローチは、この街のスケーターたちのカルチャー・ハブとして確固たる地位を築いている。スケートウェアや独自のアパレルラインだけでなく、有名ブランドとのコラボ企画も話題を集めている。
ブラックスエードとデボス加工による絶妙な表現
今回Civilistが手がけたのは「Wallabee」と「Trek Mule」の2型。
どちらもCivilistの手によるアッパーのデザインには、過去のオリジナルロゴやメンバーの手描きの落書きが取り入れられているのが特徴だ。ブラックのスエードに加え、デボス加工が施されたデザインは、遠くから見れば控えめな印象を与えるが、近くで見れば複雑なディテールが際立つ。これこそが、クラークスとCivilistのコラボならではの魅力となっている。
気になっている方は、クラークス オリジナルズ店舗、クラークスジャパン公式オンラインストア、atmos onlineなどで、取り扱っているので覗いてみてほしい。
このコラボレーションは、両ブランドのエッセンスが見事に融合し、大人のストリートスタイルに遊び心を加えたスタイリングが叶うだろう。街を歩く際の自信とスタイルを演出するには、これ以上ない選択肢だ。
(akihiro takeji)