ボルボがプレミアムコンパクトSUVのXC40のマイルドハイブリッドモデルをマイナーチェンジ。グレード名の一部変更や新ボディカラーの設定、機能装備の拡充などを実施するとともに、特別限定車として「プラスB3セレクション」を設定

 ボルボ・カー・ジャパンは2024年4月25日、人気プレミアムコンパクトSUVのXC40のマイルドハイブリッドモデルをマイナーチェンジし、合わせて特別限定車の「プラスB3セレクション」を設定して、同日より発売した。

ボルボXC40が仕様変更。特別限定車として「プラスB3セレクション」も発売
▲ボルボXC40ウルトラB4 AWD 価格:7DCT629万円 全長4440×全幅1875×全高1655mm ホイールベース2700mm 車重1720kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費14.2km/リットル グレード名を従来のアルティメットからウルトラへと変更。新ボディカラーとしてサンドデューンメタリックを追加する(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

車種展開は以下の通り。

XC40プラスB3:549万円

XC40プラスB4 AWD:579万円

XC40ウルトラB4 AWD:629万円

特別限定車XC40プラスB3セレクション:579万円(販売台数300台)

ボルボXC40が仕様変更。特別限定車として「プラスB3セレクション」も発売
▲ボルボXC40プラスB3 価格:7DCT549万円 全長4440×全幅1875×全高1655mm ホイールベース2700mm 車重1660kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費14.8km/リットル 写真のボディカラーはヴェイパーグレーメタリック(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 最初に通常モデルの変更点から紹介していこう。

 まず、最上級モデルのグレード名を従来の「アルティメット(Ultimate)」から「ウルトラ(Ultra)」へと刷新。また、新ボディカラーとしてSUVスタイルに映えるサンドデューンメタリックを追加する。さらに、プラス(Plus)グレードにはセーフティヘッドレスト(リア左右ワンタッチ前方可倒式)を標準装備し、合わせて従来のテイラード・シルクメタル・スポーツステアリングホイールに代えてテイラード・シルクメタル・ステアリングホイールを採用した。

ボルボXC40が仕様変更。特別限定車として「プラスB3セレクション」も発売
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
ボルボXC40が仕様変更。特別限定車として「プラスB3セレクション」も発売
▲プラス(Plus)グレードにはセーフティヘッドレスト(リア左右ワンタッチ前方可倒式)を標準装備。合わせて従来のテイラード・シルクメタル・スポーツステアリングホイールに代えてテイラード・シルクメタル・ステアリングホイールを採用する。日本導入モデルのハンドル位置は右(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 特別限定車の「プラスB3セレクション」の内容に話を移そう。

 ベース車は通常モデルのプラスB3で、外装にはスタイリッシュなダイヤモンドカット/ブラック仕上げの5スポーク7.5J×18アルミホイール+235/55R18タイヤやダークティンテッドガラス(リアウィンドウ5面)を、内装にはチャコールの本革シートやドリフトウッドパネル、インテリアイルミネーション、ルーフライニングカラー・ブロンドを特別装備。ボディカラーには人気色のクリスタルホワイトプレミアムメタリックを纏う。さらに、クライメートパッケージ(ステアリングホイールヒーター、フロント/リアシートヒーター)を標準で組み込んでキャビン空間の快適性を高めた。

ボルボXC40が仕様変更。特別限定車として「プラスB3セレクション」も発売
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
ボルボXC40が仕様変更。特別限定車として「プラスB3セレクション」も発売
▲ボルボXC40プラスB3セレクション 価格:7DCT579万円 ボディカラーにはクリスタルホワイトプレミアムメタリックを採用し、ダークティンテッドガラス(リアウィンドウ5面)を特別装備。販売台数は300台限定(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
ボルボXC40が仕様変更。特別限定車として「プラスB3セレクション」も発売
▲足もとにはダイヤモンドカット/ブラック仕上げの5スポーク7.5J×18アルミホイールを装着(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
ボルボXC40が仕様変更。特別限定車として「プラスB3セレクション」も発売
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
ボルボXC40が仕様変更。特別限定車として「プラスB3セレクション」も発売
▲内装にはドリフトウッドパネルやインテリアイルミネーション、ルーフライニングカラー・ブロンド、クライメートパッケージを特別装備。日本導入モデルのハンドル位置は右(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
ボルボXC40が仕様変更。特別限定車として「プラスB3セレクション」も発売
▲チャコールの本革シートを標準で採用する(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 パワートレインは基本的に従来と共通で、B4系に1968cc直列4気筒DOHC16V直噴インタークーラー付ターボガソリンエンジン(197ps/300Nm)+電気モーター(8.5kW/29Nm)+リチウムイオン電池(容量8.4Ah)+7G-DCT+電子制御AWDシステムで構成する48Vハイブリッドシステムを、B3系に1968cc直列4気筒DOHC16V直噴インタークーラー付ターボガソリンエンジン(163ps/265Nm)+電気モーター(8.5kW/29Nm)+リチウムイオン電池(容量8.4Ah)+7G-DCT+前2輪駆動で構成する48Vハイブリッドシステムを搭載している。

提供元・CAR and DRIVER

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