エン・ジャパン株式会社が運営する求人サイト「エンゲージ」は、転勤に関するユーザー意識調査を実施。この調査は4月8日（月）から16日（火）の期間に、同サイト利用者1,039人を対象に行われました。

若い世代ほど抵抗を覚える「転勤」

「もしあなたに転勤の辞令が出た場合、退職を考えるキッカケになりますか？」という質問では、69％の回答者が転勤を「退職のきっかけ」としてとらえていることがわかりました。

世代別では、20代回答者の78％、30代では75％が「転勤に抵抗を感じている」といい、40代以上では64％という結果を示しています。

性別で回答を分けたとき、女性の75％、男性は62％が転勤に抵抗感を持っていることが示されました。

「転勤を理由に退職したことがある」約3割

また、転勤の辞令を受けたことがあるという人に「転勤を理由に退職したことがありますか？」と聞いたところ、31％が「ある」と回答しました。

転勤を拒否する理由トップは「配偶者の転居が難しい」

続いて「もしあなたに転勤の辞令が出た場合、どう対処しますか？」とたずねると、条件つきで承諾するという回答者が全体の42％。そのうち最も多かったという承諾条件は「家賃補助や手当が出る」ことでした。

一方で、「条件に関係なく拒否する」との回答では「配偶者の転居が難しい」ことが主な理由に選ばれています。

調査概要

調査方法：インターネットによるアンケート

調査対象：「エンゲージ」利用者

調査期間：2024年4月8日（月）～4月16日（火）

有効回答数：1,039人

調査主体：エン・ジャパン株式会社・「エンゲージ」

＜参照＞

「転勤」に関する意識調査（2024）69％が「転勤は退職のキッカケになる」と回答。年代が低いほど、転勤への抵抗感が大きくなる傾向に。