来たる7月、山梨・富士河口湖町のワイナリー「7c | seven cedars winery」に、日本初のワイナリーヴィラ「7c villa & winery」が開業する。

同ヴィラには、肉とワインのマリアージュが楽しめる、宿泊者専用ラウンジも併設。葡萄栽培やワイン造りを身近に感じながら、ワインと食のペアリングを心ゆくまで楽しんでみたい。

葡萄栽培者に光を当てたワインづくり

2022年8月にオープンした同ワイナリーは、「こころおどる、あなたも、わたしも。」をコンセプトに、非日常の “こころおどるひととき“ を提供中。

多くのワイナリーが作り手である醸造家をフィーチャーする一方、同ワイナリーは葡萄栽培者に光を当てたワインづくりを特徴とする。

具体的には、それぞれの葡萄の特徴を活かすべく、葡萄栽培者ごとにタンクや樽をわけてワインを仕込み、最終的にそれぞれが響き合うワインをブレンドして完成させている。

同ワイナリーからは、すでに11銘柄のワインがリリースされ、すべてのワインが販売早々に完売となっているという。

プライベートガーデンと露天風呂を備えた全10室

新たにオープンするワイナリーヴィラは、葡萄栽培やワイン造りを身近に感じながら、別荘のように寛げる全10室の客室を用意。

客室タイプは「モダンツイン(全9室)」と「モダンスイート(1室)」の2種類で、全客室にプライベートガーデンと露天風呂を備えている。

ワインと地域のコラボを味わう専用ラウンジ

併設される宿泊者専用ラウンジでは、7cのワインはもちろん、アペリティフやフリードリンクを自由に楽しむことができる。

そして、夜の時間帯(17:00~21:00予定)には、地域の協力店である昭和2年創業の肉専門店「うし奥」が、ライブキッチンでのパフォーマンスを披露。

希少価値の高いシャトーブリアンから甲州ワインビーフまで、シェフが目の前で仕上げる炭火焼きは、もちろんワインとの相性もバツグンだ。

「旅の駅 kawaguchiko base」も併設

翌朝は、ワイン木箱に収められた朝食セットが各客室に届けられ、満ち足りた時間を演出する。

その他、同ワイナリーの敷地内には、次世代型の“道の駅”である「旅の駅 kawaguchiko base」も併設。宿泊時だけでなく、旅行やドライブの合間に立ち寄って、山梨の恵みをその場で味わったり、自宅へ持ち帰ったりするのも悪くないだろう。

7c villa & winery
プレオープン:7月5日(金)
グランドオープン:7月29日(月)
所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町河口512-2
アクセス:中央自動車道「河口湖IC」から約15分

(zlatan)