京都市大原にある一日一客限定の宿「はちかん」は、宿泊者限定で宝泉院茶室「日新庵」で茶の湯を楽しめるオプションプランを、近畿日本鉄道より6月30日(日)まで販売中。

茶室でのひと時、夜間の拝観で名園を鑑賞できる期間限定プランで、同宿が大切にする「整い」を体感できる上質ステイプランだ。

はちかんに滞在し懐石料理や茶事体験を堪能する

京都大原の里に佇む茅葺屋根の茶室を併設する料亭卯菴をリノベーションし、一日一客限定の本格茶事とSPAを楽しむ宿をコンセプトとした「はちかん」。

同館は、わびさびを感じながら茶懐石などの食事を楽しめる母屋、木の趣を感じられるリラクゼーション空間とモダンな客室を兼ねた離れ。そして、国内随一といわれる数寄屋建築の茶室・如春で構成される。

離れには、独自の蒸し風呂・はちかん風呂と露天風呂、庭園を眺望できるラウンジ、リラクゼーションルームが備わる。この他、重要無形文化財レベルの職人たちが手掛けたインテリア・装飾・アート作品の数々も、同館の魅力をさらに引き立てる。

そんな「はちかん」に宿泊する旅行プランが「京都大原 一日一客限定のお宿はちかん宿泊プラン」だ。

1泊2日のスケジュールは、1日目が、発駅から近鉄電車で京都駅へ。送迎車で14時に「はちかん」にチェックイン。部屋での寛ぎ、またはSPAでデトックス。オプションで17時に宝泉院茶室「日新庵」で薄茶体験・夜間拝観。19時に懐石料理の夕食。

2日目は、8時に朝食。9時に茶室・如春で濃茶体験。11時にチェックアウト。送迎車で京都駅へ戻り、近鉄電車で発駅へという行程だ。

同プランは、2名~4名の一日一組の貸切宿泊で、旅行代金は、大阪難波駅発の近鉄往復運賃を含む2名1室利用時の1泊2食付で、平日885,960円(税込)~となる。

宝泉院茶室日新庵で茶事を体験するオプションプラン

一般非公開の裏千家十三代家元・圓能斎鉄中宗室氏監修の宝泉院茶室「日新庵」にて、茶事を追加で体験できる宿泊者限定のオプションプラン。

宝泉院は、天台宗の仏教が栄えた大原の中心的道場・勝林院本堂の僧坊として800年前より続く寺院。近江富士を思わせる樹齢700年の大きな五葉松や、竹林の間から大原の里山を鑑賞できるお庭「盤桓園」は、大原の風情を満喫できる名園として知られる。

同オプションプランは、宿泊時に追加で予約でき、追加料金は一組88,000円となる。

京都市内の喧騒を逃れ、京都の奥座敷、里山の自然が点在する癒しの里・大原で贅沢極まる滞在を堪能してみては。

(高野晃彰)