こだわりのコーヒーが楽しめる「タッセコーヒーロースタリー」が、東京・新宿区の高田馬場にオープンした。

同店は、香港でスタートした一流のコーヒー教育も行う店舗であり、上質なコーヒーを楽しんだりコーヒー豆が購入できるだけでなく、「コーヒー」という文化が学べる場でもある。

一杯のコーヒーに込められた物語と情熱、そしてアジア各国から厳選されたコーヒー豆が織り成す、芳醇な風味と香りを堪能しよう。

伝統と革新が融合したコーヒーの新時代を切り開く

香港で設立され、短期間でコーヒー教育のリーダーとして名声を博した「タッセコーヒーロースタリー」が、新たに高田馬場に誕生した。

2020年に一流のコーヒー教育センターとしてスタートした同店は、創設者ウィング・ユエン氏の情熱とビジョンによるコーヒー文化を、東京から紹介する。

ウィング・ユエン氏は、デジタルデザインの専門家からコーヒー業界の革新者へと転身を遂げた人物。多国籍企業での長年のキャリアを経て、その後コーヒーの世界に飛び込んだ。

彼は国際的なコーヒー鑑定士の資格である「CQI(Coffee Quality Institute)」のQグレーダーであり、コーヒー協会「SCA(Specialty Coffee Association)」の認定トレーナー、そして国内外のコーヒーコンペティションでセンサリージャッジにも認定されている。そんな技能を持つ彼は、その専門知識と情熱を同店に注ぎ込む。

コーヒーを楽しみ、コーヒーを知るショップ

同店の店内では、ゲストが自らの手でコーヒー豆を選び、その場で焙煎するインタラクティブな体験を提供する。

さらに、さまざまな国のコーヒー文化を学べるワークショップやテイスティングイベントを定期的に開催し、訪れる人々がコーヒーに対する理解を深められるようになっている。

アジアの多様なコーヒー文化を発信

「タッセコーヒーロースタリー」は、スペシャリティコーヒーショップ兼ロースタリーとなる。

単に優れたコーヒーを販売するコーヒーショップではなく、アジアの豊かなコーヒー文化を世界に紹介し、高品質なコーヒー焙煎技術が体感できるショップだ。

一杯のコーヒーが語る物語と情熱を感じることができる「タッセコーヒーロースタリー」に出掛けてみては。

タッセコーヒーロースタリー
所在地:東京都新宿区高田馬場1-6-12 1F
営業時間:11:00〜17:30
定休日:火曜日

(田原昌)