堂安律 写真:Getty Images

 ガンバ大阪は今月6日に行われた明治安田J1リーグ第12節のセレッソ大阪戦(大阪ダービー)で、FW宇佐美貴史のゴールにより1-0と勝利。SCフライブルク所属の日本代表MF堂安律が古巣の勝利を祝った一方、同選手に今夏移籍の可能性が報じられている。

 G大阪の下部組織出身であり、2017年6月にG大阪からオランダ1部フローニンゲンへ移籍した堂安。PSVアイントホーフェンやアルミニア・ビーレフェルトと欧州複数クラブを渡り歩き、今や日本代表やフライブルクで活躍しているが、今もなお古巣に対して特別な思いを抱いているようだ。

 同選手は試合終了3時間後にX(旧ツイッター)を更新。青丸、黒丸の色文字、それに投げキッスの顔文字を投稿すると、「勝ちましたよ!宇佐美選手のゴール凄かった!」「堂安選手もダービーをチェックしてくれている!」「今でもガンバのこと気にしてくれていて嬉しい」などと、G大阪サポーターから感謝のメッセージが数多く寄せられている。

 そんな堂安は、2022年7月からフライブルクでプレー。今季もここまでリーグ戦28試合の出場で5ゴール2アシストと結果を残しているが、ドイツメディア『kaニュース』は先月19日に「彼はハンガリー代表FWロランド・サライと同じく、他クラブに引き抜かれる可能性が高い」とリポート。クリスティアン・シュトライヒ監督の今夏退団がすでに正式決定している中、記事では「フライブルク首脳陣は、少なくとも2025年夏までの残留を望んでいる」と綴られているが、移籍先候補は記されていない。

 今年2月のJ1開幕節・町田ゼルビア戦における宇佐美のフリーキック弾にも、Xで顔文字を交えながら反応していた堂安。古巣関連の投稿で注目を集めているだけに、同選手のさらなるステップアップを願うファン・サポーターは多いはずだ。