ファジアーノ岡山所属MF仙波大志は、今月6日に行われた明治安田J2リーグ第14節の徳島ヴォルティス戦でフル出場。チームは1-2で敗れたが、仙波の試合後の振る舞いに批判が殺到。対戦相手のスポンサーに対する侮辱行為という怒りの声も挙がっている。
仙波は試合終了直後、チームメイトとともにピッチ中央で一礼。ピッチサイドへ引き揚げる際、悔しさのあまりかタッチライン際に転がっていた給水ボトルを右足で蹴った。
この行為は、インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継映像が一部切り取られた動画により、X(旧ツイッター)で拡散。「これはダメ」「蹴るならサッカーボールだけにしておけ」「子供たちに夢を」「そんなことするのか」などと批判が相次いでいる。
また給水ボトルに「POCARI SWEAT」と、徳島のスポンサーである『大塚製薬』のスポーツドリンク名が記載されているだけに、「ヴォルティスのスポンサーを侮辱している」といった批判も。一方で「DAZN無断転載はダメ」と、DAZNコンテンツのSNSアップロードが著作権法に抵触する可能性も指摘されている。
なお、岡山は今季序盤から上位争いを繰り広げていたものの、リーグ戦直近3試合で1分2敗。今月12日に2位V・ファーレン長崎との直接対決を控える中、首位の清水エスパルスから勝ち点11差の5位に転落している。仙波の行為に対して、クラブがどのような対応をするのか注目が集まる。