この度、台湾の山岳地帯で地面をゆっくりと這う大量のヤスデの川が撮影された。そのおぞましい映像は鳥肌なくして見ることができないだろう。
動画はキモすぎるため閲覧注意だ。
4月27日、中台湾の雪霸国立公園を訪れていた観光客たちは、地元のガイドたちですら目撃したことがない光景に出くわした。
ガイド歴11年の経験を持つツアーガイドのヤン・シャオチョンが、ダルフォレストロードの西側地域を7人の観光客グループと一緒に歩いていたとき、いつもの道が何やら葉っぱのようなもので覆われているように見えることに気づいた。
最初は大雨で地面に落ちた茶色い葉っぱだと思っていたが、よく見ると葉っぱが動いているではないか。近くで調べてみると、葉っぱに見えたものは全てヤスデであった。何千匹、何万匹ものヤスデが、まるで川のごとく同じ方向に進んでいたのだ。
ヤンはすぐさまスマートフォンを取り出して、ヤスデの川を撮影した。ガイド歴の長い彼ですら雪霸国立公園でこのような光景に出会ったことがなかったからだ。後に彼が記者に語ったところによると、移動するヤスデの塊は最大4メートルほどの幅あり、長さは50メートル以上にも及ぶものだったという。
ヤンを始めガイドたちは、この奇妙な現象が自然災害の前兆ではないかと考えた。また、それは一般の人々も同じだったようで、このヤスデの川の動画がインターネット上で拡散された後、雪霸国立公園のスタッフの元には、「大地震が起こる前兆ではないのか」という内容の電話が相次いだようだ。
このヤスデの川の動画は雪霸国立公園の人々に大きな衝撃を与えたようで、公園は騒動を引き起こしたことを謝罪し、ヤスデの川は環境や気象の変化によって引き起こされた自然現象である可能性が高いと発表している。公園はまた、パニックを引き起こした動画を投稿した従業員についても謝罪し、今後そのような状況を避けることを約束した。
2021年には、オルタナティブニュースサイトOddity Centralでは「プレーン(プレニュ)」と呼ばれる似たような異常現象が特集されている。これはある種のハエの幼虫が大規模な集団となって地面を這い、一つの大きな塊として移動するものだ。
どちらもキモいことに変わりはないが、自然災害の前兆でないことを祈るばかりである。
関連記事:Oddity Central
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提供元・TOCANA
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