英国王室御用達ブランド「ウェッジウッド」が、人気柄「フロレンティーン」の150周年を記念して、新たなカラーバリエーションを発表。カラー展開は従来のターコイズと、ポップアートにインスパイアされた5色による全6色。クラシカルなフロレンティーン柄を斬新にリフレッシュした、現代のライフスタイルに馴染むカラーパレットだ。
ウェッジウッドを代表するフロレンティーン
ウェッジウッドがフロレンティーン柄を生み出したのは1874年のこと。模様の起源はイタリアン・マジョリカにあり、最初はクイーンズウェア(硬質陶器)に用いられた。1878年からはファインボーンチャイナに応用。これまで、ダークブルー、ホワイト&ゴールド、ターコイズ色の復刻など、さまざまなカラーバリエーションが登場している。
各アイテムは独特の黒いエナメルで縁取られ、神話のモチーフからインスピレーションを得たデザインで構成。鷲の頭とライオンの胴を持つグリフィンや、植物のファンタジックな配置、ウェッジウッドの強みである「高い表現力」を完璧に体現してきた。
フロレンティーンに鮮やかな6色が新登場
この春登場したコレクションでは、鮮やかな複数のカラーを組み合わせた斬新なカラーバリエーションが登場。ファッションやデザインに関心がある人を魅了するデザインに仕上がっている。
各色の展開アイテムは、ティーカップ&ソーサー、マグ、ティーポット、プレート、スーププレート、ラウンドボウルなど多岐に渡る。一つひとつは決して安くないものの、テーブルに並べれば高級感を演出できるはずだ。
また、ビデオディレクターのロバート・フォックス氏が手がけたポートレートにも注目してほしい。ファッションモデルのキット・プライス氏やアーティストのナヴィンダー・ナングラ氏など、数々の著名人物が「フロレンティーンのある暮らし」を表現している。
新しいフロレンティーンカラーで、日常に華やかな彩りを加えてみてはいかがだろうか。
(IKKI)