チェルシー(イングランド1部)が、ナポリ(イタリア1部)に所属するナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(24)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が伝えた。
2020年夏にリールからナポリに加わり、高い身体能力を生かしたダイナミックなプレーや豊富なシュートバリエーションを武器に昨季のセリエAの得点王に輝き、クラブの優勝に貢献。今季は負傷による離脱がありながらもここまでリーグ戦A22試合で14ゴールを記録している。
そんなオシムヘンの獲得に向けて、ストライカー補強に動いているチェルシーがナポリと最初のコンタクトをとった模様。チェルシーは移籍金8000万ユーロ〜9000万ユーロ(約132億5000万円〜約149億1000万円)の移籍金にローマ(イタリア1部)にレンタル移籍中のベルギー代表FWロメル・ルカクと若手選手の譲渡のオファーを準備しているという。
ただ、ナイジェリア代表FWには今季限りで契約満了を迎えるフランス代表FWキリアン・ムバッペがフリーで移籍するとの見方が強まっているパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)も目を光らせている模様。PSGはまもなく交渉を開始する可能性があるようだ。
なお、PSGはオシムヘンの後釜補強よりも、まずは新たな監督を選びたいと考えている模様。ミラン(イタリア1部)を率いるステファノ・ピオリ監督やアントニオ・コンテ監督などがリストアップされているようだ。