ベントレーがラグジュアリーSUVのベンテイガの特別仕様車「Sブラックエディション」を発表。ベントレー史上初の“ブラックティンテッド”ベントレーウイングを装着するとともに、鮮やかなアクセントカラーと深みのあるブラックのディテールを配した内外装を採用して、シックな中にビビッドさが際立つスタイリングを創出
英国ベントレーは2024年4月9日(現地時間)、ラグジュアリーSUVのベンテイガ(Bentayga)の特別仕様車「Sブラックエディション(S Black Edition)」を発表した。
今回の特別仕様車は、パワートレインに4リットルV型8気筒DOHC直噴ツインスクロールターボエンジン(550ps/770Nm)を搭載するベンテイガSと、3リットルV型6気筒DOHCガソリンエンジン+電気モーター(システム総出力462ps/700Nm)を搭載するベンテイガSハイブリッドをベースに、シックな中にビビッドさが際立つ内外装を採用して、よりエッジの利いたSUVモデルに仕立てたことが特徴である。
まずエクステリアでは、ベントレーの105年の歴史で初となる“ブラックティンテッド”ベントレーウイングを装着したことがトピック。リアの“BENTLEY”ロゴもブラックで仕上げ、さらにリアピラー部には専用の“BLACK EDITION”バッジを配備する。ボディカラーは深みのあるカラーを纏い、ここにアクセントカラーとして「Mandarin」「Signal Yellow」「Klein Blue」「Pillar Box Red」「Ice」「Hyper Green」「Beluga」の7種類を設定して、シックな中にビビッドさが際立つルックスを創出した。加えて、ボディキットの「スタイリング・スペシフィケーション」を採用し、フロントバンパーの下方、サイドシルの下方、リアスポイラーの上部全体にレーザー光線のようなラインをアクセントとしてプラス。足もとには、ブラックペイントの22インチアロイホイールと、アクセントカラーと同色で塗装したブレーキキャリパーを組み込んだ。
インテリアに関しては、深みのある“Beluga”のレザーと鮮やかなアクセントカラーを配した、コントラストが際立つキャビン空間を実現。また、ハンドクラフトのコントラストステッチとコントラストパイピング、そしてレザートリムにはエクステリアと同様のアクセントカラーをあしらう。さらに、メーターまわりや助手席前、ドアの上部には新しい織り方のカーボンファイバーを使用して立体感を演出。ドアシルには“BLACK EDITION”ロゴ入り専用プレートを装着した。新たに設定した「ダーククロームパック」を選べば、エアコン吹き出し口とその操作レバーや、センターコンソールなど通常シルバーメッキのほとんどがグロスブラックに変更される。レザー表皮のシートについては、ダイヤモンドステッチとともに“S”エンブレムをブラックで刺繍して、スペシャル感を強調した。
提供元・CAR and DRIVER
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