様々な分野とのコラボレーションやノウハウの交流を通じて表現の領域を広げているルイ・エラールは、時計職人かつ宝石職人でもあるセドリック・ジョナーとのコラボレーションモデル“Excellence Limited Regulator Louis Erard × CEDRIC JOHNER”を発表。ブルーとモーヴ、ニつのカラーバリエーションが展開され、世界限定各178本を2024年5月中旬に発売する。
1982年に生まれたセドリック・ジョナーは、15歳でジュネーブの一流企業でジュエラーとしての修業を始め、その後時計製造の分野で修業をするというキャリアを積み、卓越した品質の作品を作るために必要な熟練技術、正確さ、厳格さ、忍耐力を身に付けたユニークなクリエイター。そんな彼とルイ・エラールのパートナーシップにより、オーダーメイドの洗練さを醸し出す限定モデルが生み出された。
ルイ・エラールの卓越した39㎜径のケースに組み合わされた6角形のベゼルは、セドリック・ジョナーが初めて自分のために作った腕時計のデザインが取り入れられており、六角形の開口部が独特な魅力を醸し出している。
さらに、モミの木をイメージしたリューズやレギュレーター・キャリバーといった、セドリック・ジョナーのエッセンスにより、比類なきクラフツマンシップが体現されている。
サンレイ加工が施された文字盤はブルーとモーヴ2種類のカラーバリエーションを展開。いずれも、凹面加工された時・分カウンターによりコントラストとボリュームを感じさせるデザインだ。
搭載するムーヴメントは、230個もの精巧なビーズが繊細に装飾されたキャリバー“SW266ー1”で、セドリック・ジョナー自ら手作業で装飾を施したローターが大きな特徴となっている。
ベルトは、グレーのグレイン・カーフレザー製とポリッシュ仕上げのステンレススチール製が付属。クイックチェンジシステムが採用されているので変更も容易。価格は各89万1000円だ。
【問い合わせ先】
大沢商会
TEL.03-3527-2682
文◎Watch LIFE NEWS編集部
セドリック・ジョナー
セドリック・ジョナーは1982年、ジュネーブの一流企業でジュエラーとしての修業を15歳で始めた。このきっかけが彼の不思議な感覚、注意深い観察、製品の微妙なバランスと一貫性、そして無限の創造性の発見に彩られた自身の旅の出発点となった。その後、時計製造の分野で修業を積みキャリアを積み、この経験により卓越した品質の作品を作るために必要な熟練技術、正確さ、厳格さ、忍耐力を身に付ける。彼が発表した数々のモデルは、目の肥えた時計愛好家の心をとらえ続けている。
現在、セドリック・ジョナーはジュネーブの工房で、伝統的な道具と技術を日々実践し研究している。彼が作るすべての時計は、彼の手を経て、慎重にデザイン、細工、彫刻そして装飾されており、今もなお情熱をもって受け継がれている伝統工芸の守護者なのだ。彼は今、作品を通してその旅を世界と分かち合っている。クラフツマンシップとクリエイションへの揺るぎないこだわりは、芸術的探求への揺るぎない決意の証しであり、その歴史は日々、ジュネーブの時計製造の特徴を形作っているのだ。
提供元・Watch LIFE NEWS
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