香川真司 写真:Getty Images

 セレッソ大阪所属MF香川真司は、今月3日開催の明治安田J1リーグ第11節・北海道コンサドーレ札幌戦で途中出場。6日の第12節ガンバ大阪戦(大阪ダービー)でのプレーが期待される中、日本代表OBの内田篤人氏がシャルケ時代を振り返り、ボルシア・ドルトムント戦(ルールダービー)における仰天エピソードを明かした。

 内田氏は2010年7月から2017年8月にかけてシャルケでプレー。香川は2010年7月から2シーズンにわたりドルトムントでプレーしたほか、2014年8月から2019年1月までもドルトムントに在籍。ルールダービーでは何度も両選手がピッチで顔を合わせていた。

 インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月18日配信開始の「内田篤人のフットボール・タイム」では、日本国内外のダービーマッチを特集。中村憲剛氏が川崎フロンターレ対FC東京(多摩川クラシコ)をはじめ日本国内のダービーマッチについて語っていたが、内田氏はシャルケ対ドルトムントの思い出を回顧。

 「ロッカールームから出る時に、ドルトムントの選手の写真が置いてあって、踏み絵にして踏んでいく。スパイクでガシャガシャと。『真司ごめん!』と思いながら、彼の顔をガシャガシャと」とアウェイゲームにおける自身の振る舞いを明かすと、中村氏は「そこ踏み?避けない?」と、日本と海外のダービーマッチにおけるギャップに驚きを隠せなかった。

 ドルトムント時代にルールダービー、マンチェスター・ユナイテッド在籍時にマンチェスターダービー(対マンチェスター・シティ)など、世界有数のダービーマッチの雰囲気を肌で感じた経験を持つ香川。大阪ダービーでの大仕事を、C大阪サポーターから期待されている。