ユベントス(イタリア1部)が、ラツィオ(同1部)に所属する日本代表MF鎌田大地(27)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『トゥット・スポルト』が伝えた。
2017年に加入したフランクフルトでは攻撃の中心選手としてクラブのUEFAヨーロッパリーグ優勝などに貢献してきた鎌田は、昨夏にフリートランスファーでラツィオへ移籍。マウリツィオ・サッリ全監督体制では出場機会に恵まれなかったものの、イゴール・トゥドール監督体制に移行してからは出場機会が増えている。
そんな鎌田はラツィオとの現行契約が今季限りまでとなっており、来季の去就は不透明となっている模様。2027年夏までの延長オプションを保有しているが、5月までに行使しなければいけない状況となっており、古巣のアイントラハト・フランクフルト(ドイツ1部)やクリスタル・パレス(イングランド1部)などからの関心が浮上している。
そのなかで、ラツィオでプレーするブラジル代表MFフェリペ・アンデルソンとイタリア代表MFマッティア・ザッカーニの獲得に失敗したユベントスが新たなターゲットに設定しているという。仮に日本代表MFがラツィオと契約延長しても、移籍金は1500万ユーロ(約24億6000万円)前後であり、安価なオプションだと考えているようだ。
なお、ユベントスはフランス代表MFポール・ポグバがドーピング違反で4年間の出場停止処分に。また、フランス代表MFアドリアン・ラビオが今夏に契約満了を迎えることから中盤強化に動いているとされている。