アーセナル(イングランド1部)が、所属するブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス(26)の放出を検討しているようだ。イギリス『アスレティック』が伝えた。
パルメイラス(ブラジル1部)でプロキャリアをスタートさせたジェズスは、2022年夏にマンチェスター・シティ(イングランド1部)からアーセナルに加入。今季はここまで公式戦33試合で8ゴール7アシストの数字を残しているが、負傷離脱を繰り返している。
加入初年度の昨季のようなパフォーマンスを披露できていないジェズスに関して、アーセナルはフィニッシュ面での問題や負傷離脱を繰り返しているフィットネスの問題から今夏にオファーが届けば耳を傾ける予定だという。ただ、現時点で有力なクラブからの関心はないようだ。
また、アーセナルは昨夏にチェルシー(イングランド1部)から加入したドイツ代表MFカイ・ハフェルツがセンターFWにコンバートされてから直近2試合で3ゴール1アシストと結果を残している。加えて、アーセナルはハフェルツの好パフォーマンスを受けて優先事項こそ変わったものの、今夏にアタッカーの補強に乗り出す予定ようだ。
その資金を手にするためにアーセナルはジェズスやイングランド代表FWエディ・エンケティアなどを売却することに前向きとのこと。クラブを率いるミケル・アルテタ監督はジェズスのポリバレント性を高く評価しているようだが、どのような結末を待っているのだろうか。