浦和戦黒星で肩を落とすガンバ大阪の選手たち 写真:Getty Images

 ガンバ大阪は今月14日に行われた明治安田生命J1リーグ第13節で、浦和レッズに1-3と敗北。浦和サポーターによる「J2大阪」コールが話題を呼ぶ中、G大阪サポーターによる違反行為が確認されたとして物議を醸している。

 G大阪は23分にFWイッサム・ジェバリのゴールで先制。しかし前半終了間際にDF福岡将太がFW興梠慎三のクロスをブロックした際、ボールが手に当たっていたとしてVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が介入。ペナルティエリアでのファウルをとられ、PKから同点ゴールを許す。さらに後半には2度ゴールネットを揺らされると、終盤に反撃も及ばず敗北。試合後にはホームゴール裏の浦和サポーターから「J2大阪」コールが沸き起こるなど、スタジアムは異様な雰囲気に包まれていた。

 そんな中、ホームエリアとの間に設けられた柵をのぼり、浦和側に向かって指を立てるG大阪サポーターの姿が確認。指を立てるシーンがツイッター上で拡散されると「品がない」、「やってはいけない行為」という批判や、「出禁にして」、「クラブは人物特定して処分を!」と処分を求める声が上がっている。

 ただ一方で浦和サポーターがビジターエリアの側まで来て、G大阪サポーターを嘲笑するシーンもツイッター上で拡散。両クラブのサポーターによる煽り行為に一部のファンは「お互い様」、「懲りないね」と呆れている。

 なおG大阪はリーグ戦4連敗により、最下位に転落。17位横浜FCとの勝ち点差は「2」となっただけに、試合後の選手による挨拶ではサポーターからブーイングが飛んでいる。