明治安田生命J2リーグ徳島ヴォルティスは、元FC東京所属DF室屋成を擁するドイツ2部ハノーファーへのスタッフ派遣が報じられている。そんな中、ハノーファー以外の海外クラブと提携する可能性が浮上しているようだ。
インドネシアメディア『tv1』の報道によると、インドネシア2部降格クラブであるランスFCの会長が、徳島からクラブ訪問の招待を受けたとのこと。会長は自身のインスタグラムアカウントを通じて、徳島から背番号「17」のユニフォームを受け取ったことを報告。かつてセレッソ大阪やボルシア・ドルトムントでプレーしていたランスFC所属MF丸岡満を介してユニフォームを送ってもらったという。
また徳島は会長のみならず、ランスFC所属選手も招待したとのこと。徳島のインスタグラム投稿には、14日頃からインドネシア語による書き込みが殺到。インドネシア国内で徳島への注目度がにわかに高まっている。
一方でドイツ・ハノーファーの地元紙『ノイエ・プレス』は今月11日、ハノーファーとJリーグクラブによる提携を特集。徳島の福島義史取締役、大谷武文アカデミーダイレクター、松本圭介ジュニアコーチの3名がハノーファーのクラブ施設でトレーニング見学を行ったと伝えている。
なお昨年12月から今年1月にかけて行われたAFF三菱電機カップ(東南アジアサッカー選手権)の試合会場では、「2022 徳島ヴォルティス×ポカリスウェット」と題したPV(プロモーションビデオ)が放映されている。以前から東南アジア戦略を手掛けているだけに、インドネシア国内クラブとの提携が期待される。