ファミリーマートは1月24日から2月13日までの期間限定で人気チルド弁当シリーズ「肉弁当 四天王」のご飯を20%増量して沖縄県を除く全国の店舗で販売している。

 原材料高騰の影響などで値上げが相次ぐ中、ボリューム感のあるメニューの人気が高まっていることを受けた動き。

 同社は昨年9月と11月に定番弁当でご飯増量企画を実施。その中で、唐揚弁当は昨年9月6日から9月12日にかけてご飯を20%増量したところ前週比307%の売上げを記録した。

 今回は、肉のボリューム感で支持を集める「肉弁当 四天王」を価格据え置きでご飯を20%増量して同社のチルド弁当を牽引していく。

 昨年2月と8月の「肉弁当 四天王」の発売後、チルド弁当は好調に推移。「肉弁当 四天王」展開前の21年12月と1年後の22年12月を比較すると18‐23時の弁当販売金額が123%と上昇した。

 ご飯増量企画に伴い新作「ビーフ・ポーク・チキン!肉トリプル弁当」(税込678円)も登場。
 同弁当は牛・豚・鶏の3種類の肉が一度に楽しめるもので、肉は種類別に調理されている。牛カルビは醤油・りんご果汁・香味野菜などで肉の旨味が感じられるように仕立てられ、豚味噌焼は味噌・たまり醤油・ごま油などを使用した旨味のあるタレで炒められている。
 焼き鳥はオーブンで焼き上げ、藻塩・焼塩の2種類の塩を使用したねぎ塩タレで味付けされている。

 公式SNSやファミマのアプリ「ファミペイ」などを活用したキャンペーンを展開して増量の「肉弁当 四天王」をアピールしていく。

 なお定番商品は「肉汁じゅわっと!鉄板焼ハンバーグ弁当」(税込668円)「香味野菜香る!特製だれの油淋鶏&炒飯弁当」(税込648円)「やわらかお肉の特製とんかつ弁当」(税込698円)の3品となる。

【写真】ファミリーマート「肉弁当 四天王」新作「ビーフ・ポーク・チキン!肉トリプル弁当」など4品

提供元・食品新聞

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