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英語を恐れることなかれ
どうやってファームステイを探せるか
英語を恐れることなかれ
マインドフルファームでの共通語は英語。タイ人の元お坊さんの奥様である日本人女性とのコミュニケーションだけが日本語で、元お坊さんや、他の旅人たちとのコミュニケーションはどうしても英語になります。
私が行った時、他の旅人たちの国籍は、ドイツ、フランス、スイス、オーストリア、スペイン、アメリカと多岐にわたっていました。でもアメリカ人以外の人は英語が母国語ではありません。
彼らの英語力は一般的な日本人と比べたら天と地の差ですが、ネイティブが話すように流暢な英語ではないので、ずいぶん分かりやすく、文法に間違いの多い、私のブロークン英語もなんとか分かろうと努力してくれました。やみくもに英語を恐れる必要もないし、知っている単語や、昔習ったような表現を思い出して使ってみると、なんとなく通じるものなのだなあと思いました。
他のほとんどのファームステイも共通語は英語ですが、学生時代に苦しんで勉強した英語学習より、実際に日常の中で英語を使うコミュニケーションはもっと伸び伸びとしています。苦手意識を取っ払って、積極的に英語を使ってみるのも旅の良い経験になることでしょう。
どうやってファームステイを探せるか
海外の旅人たちにメジャーなサイトはworkawayというサイトです。(こちらのHPでworkawayの使い方を日本語で丁寧に解説してくれていました。)
HPでは会員登録していなくても、農場や旅人ボランティア受け入れ施設一覧を見ることができるので、自分が旅したい国や地域にどんなところがあるかを探すことができます。また、受け入れ施設とボランティアどちらも評価やコメントが見られるようになっているので、自分に合いそうなところを探すことができます。滞在費は無料なところと食費や研修費など有料なところがあります。
そのほかWWOOFというサイトもあります。こちらの方が歴史は古くオーガニックの農場に特化しているようです。
どちらも、長期でのバックパック旅行者や世界一周旅行者の間では多く使われていますが、そんなに長期旅行じゃなくても、ツアー旅行では行けない場所に滞在し、その土地の人の仕事を手伝って過ごすことは、忘れることのできない異文化体験になると思います。
今回はタイ北部にあるマインドフルファームでのファームステイについて紹介させていただきました。グルメや買い物とはちょっと違う旅の醍醐味が味わえるので、みなさんもぜひ体験してみませんか。
文・写真・IZUKAWAUSO/提供元・たびこふれ
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