1976年8月、人類初の月面着陸を果たしたニール・アームストロングは、エクアドルにある秘密の洞窟「クエバ・デ・ロス・タジョス」を探索する謎めいた旅に出た。エクアドル軍のメンバー、イギリスの科学者、さまざまな大学の代表者など、100人以上の人々が宇宙飛行士の探索に参加した。
この洞窟には、未知の言語が刻まれた謎の金属製図書館があり、その中には貴重な知識が詰まっているという伝説がある。ピラミッドのような古代建造物の建設に影響を与えた地球外の文明からの情報が含まれていると推測する人さえいる。
アームストロングの探検パートナーであるスコットランドのエンジニア、スタン・ホールは、この古代の地下図書館が存在する可能性をアームストロングに知らせた。科学者として尊敬されているアームストロングが、なぜそのような考えを持ったのか、疑問に思う人もいる。月での体験が、地球外生命体への興味に火をつけたのだろうか。
1969年、5億人以上がアームストロングの月面着陸を見守った。しかし、その放送が2分間中断され、その間にアームストロングが月面で地球外生命体や乗り物に遭遇したと報告したとの噂が絶えない。NASA(アメリカ航空宇宙局)はこれを一貫して否定し、アームストロングも沈黙を守った。
帰還後、アームストロングの様子は一変し、プライベートな時間を過ごすようになったと言われている。このような性格の変化から、月面で何か特別な体験をしたのではと考える人もいた。以前トカナでも報じたように、アームストロングの息子マーク氏は、父が神を信じない一方でエイリアンの存在は信じていた話している。
さらに、アームストロングのエクアドルへの旅は、その好奇心を刺激した。
1940年代、社会科学教授のペトロニオ・ハラミージョは、17歳のときに洞窟の中にある古代の金属製図書館を見たと主張。そこには何千冊もの金属製の本があり、1冊の重さは約18kg、謎の文字や記号が刻まれていたという。この図書館は巨人によって建造されたともいわれている。もし本当なら、この発見は人類史を大きく変えるものになるだろう。
アームストロングとホールは、鬱蒼としたジャングル、危険な野生動物、危険な地形などの困難にもかかわらず、伝説の図書館を求め、洞窟の中に入っていった。そして、数々の驚異的な発見をし、エクアドルがアメリカ大陸で最も文明的に進んでいた紀元前1500年頃の埋葬室も発見した。
アームストロングは、古代図書館を探した理由を公にすることはなかったが、彼の引きこもりがちな性格は、憶測を呼ぶばかりだった。1994年、彼はホワイトハウスで行われた講演で、「私たちはまだ始まりを終えたに過ぎない。私たちは、あなた方に未完成のものを多く残します。まだ発見されていない偉大なアイディアがある。真実の保護膜の一つを取り除くことができれば、ブレークスルーを手にすることができる」と謎の発言を残した。
金属製の図書館をめぐる謎は今もなお続いており、古代人類と地球外文明をつなぐ秘密が隠されている可能性も指摘されている。スタン・ホールの娘であるアイリーン・ホールは、父とアームストロングの探求を引き継ぎ、謎に包まれた洞窟への探検を指揮したいと表明している。洞窟とその潜在的な秘密は、ジャングルの奥深くに隠されたまま、発見されるのを待っているのだろうか。
参考:「Latest UFO Sightings」ほか
文=S・マスカラス(TOCANA編集部)
提供元・TOCANA
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