ルイス・フェリッピ 写真:Getty Images

 ブラジル人FWルイス・フェリッピ(28)は、2022シーズン限りで明治安田生命J1リーグ・FC東京を退団。カタールW日本代表MF守田英正(27)所属スポルティングCPで構想外と報じられる中、今月30日にギリシャ1部OFIクレタへのレンタル移籍が正式決定した。

 フェリッピはFC東京退団後、スポルティングCPセカンドチームのトレーニングに参加。ポルトガル紙『レコルド』は同選手の去就について、1年ぶりとなるOFIクレタ復帰とイラン移籍の可能性があると伝えていた。

 するとOFIクレタは30日、2023/24シーズン終了後までのレンタル移籍によりフェリッピを獲得したと公式発表。『レコルド』の報道によると、OFIクレタは同選手の年俸を全額負担するという。

 またフェリッピとスポルティングCPの契約期間が2024年6月までであるとのこと。そのためOFIクレタでのレンタル移籍期間終了後、スポルティングCPへ復帰する可能性は極めて低いとみられる。

 フェリッピは湘南ベルマーレやギリシャ1部パナシナイコスなど複数クラブからの関心が伝えられる中、7月19日にFC東京へのレンタル移籍。7月30日のJ1リーグ第23節・サンフレッチェ広島戦でデビューすると、以降は公式戦全試合でプレー。ただスタメン出場が12試合中3試合にとどまると、FC東京は120万ユーロ(約1億7000万円)による買い取りオプションを行使しなかった。