かつてFC東京やヴィッセル神戸でプレーしていた日本代表MF橋本拳人は、国際サッカー連盟(FIFA)の特例によりロシア1部ロストフとの契約を一時停止。昨年7月からスペイン2部SDウエスカに所属しているが、今夏ウエスカ残留の可能性が現地で報じられている。
橋本は2020年7月からロストフに在籍しているが、ロシアのウクライナ侵攻によるFIFAの特例措置により昨年3月末から7月にかけて神戸でプレー。7月中旬にウエスカへ加入すると、今季ここまでリーグ戦36試合中30試合に出場。スタメン出場17試合と主力級の選手として存在感を発揮しているが、先月下旬から負傷離脱を余儀なくされている。
同選手とウエスカの契約は今年6月までである。ただ、ロシアによるウクライナ侵攻が続いているため2023/24シーズンもウエスカでプレーする可能性が以前から伝えられていた。
するとスペイン紙『スポルト・アラゴン』は今月、ウエスカ所属選手の去就を特集。橋本について「レンタル延長の可能性がある。クラブへの貢献度が高く、ウエスカは来季も彼を頼りにすることができるだろう」とリポート。
「ロストフとの契約を2024年6月まで残す日本代表選手は、レンタルでウエスカにやって来たが、ここまで30試合に出場とスペインのサッカーに適応している」と綴っている。
なお『スポルト・アラゴン』は昨年12月にも、橋本について「彼には偉大な発見に与えられる空間がある。ムカデのような存在であり、ひとりで1000のタスクをこなす準備ができている。ボール奪取やゲームメイクなどに長けており、熱意を持ってチームをサポートすることができる」と評価していた。