実際にOPPO Enco Air3iで音楽を聴いてみよう!
Bluetoothでスマホと接続できたら、実際にOPPO Enco Air3iで音楽を聴いてみますが、その前にイヤホン本体の操作方法を確認しておきましょう。
OPPO Enco Air3iのイヤホン本体のタッチ操作は、シングルタップで一時停止/再生、ダブルタップで音楽の次曲送り(通話応答/通話終了)、トリプルタップで前の曲になります。
また、左イヤホンの長押しで音量ダウン、右イヤホンの長押しで音量アップします。
ただし、シングルタップはデフォルトで無効になっていますので、有効にしたい場合は「HeyMelody」というアプリをインストールしておくと、設定から自由に変更できます。
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タッチコントロールを変更する手順
それでは、いよいよOPPO Enco Air3iで音楽を聴いてみましょう。まず、音質は解像度が高くキレ味があってインパクトがあります。
とくにポップスのボーカル曲は、ビックリするぐらいシャープに聴こえます。
とはいえ、やや人工的で硬い感じもしますし、低音はあまり響かず、原曲の再現性は高くありません。これは人によって評価が分かれるところでしょう。
ただし、設定の「イヤホンの機能」から「Enco Master EQ」をタップすると、「オリジナル」「低音ブース路」「クリアボーカル」の3つのプリセットが選択できます。
このプリセットが通常は「クリアボーカル」になっているので、「オリジナル」に変更してみたところ、低音や中音もしっかり出てきて、音のバランスは原曲に近い感じになりました。
それでも、やはりボーカルがシャープに聴こえるので、それが気になる人は「オリジナル」に変更するのがオススメです。
OPPO Enco Air3iの音質を変更する手順
ちなみに、HeyMelodyはiPhone用アプリもありますが、残念ながらOPPO Enco Air3iには非対応で、Enco Master EQのプリセット変更はできません。
Xiaomi「Redmi Buds 4 Active」と聴き比べてみた!
筆者は普段、中国のスマホメーカーでOPPOのライバルでもあるXiaomi(シャオミ)の「Redmi Buds 4 Active」を使用していました。
何しろ価格が1,990円と非常に安く“コスパ最強”と言われるワイヤレスイヤホンです。コンパクトで持ち運びやすく、ダイソーで1,100円の製品などと比べると音もいいのです。
Redmi Buds 4 Activeは12mmのダイナミックドライバーを採用していてバッテリーの持ちもよく、イヤホン単体で最大5時間、ケース併用で最大28時間も利用できます。
また、イヤホン本体の重量は3.65g(片耳)と軽量コンパクトで、BluetoothのVer.5.3にも対応しています。
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このように、Redmi Buds 4 Activeはスペック的にはOPPO Enco Air3iに近いように感じますが、イヤホン本体はOPPO Enco Air3iのほうがAirPodsに近い仕上がりで、ずっと高級感があります。
また、実際に音楽を聴いてみると、対応オーディオコーデックはSBCのみなので、OPPO Enco Air3iと比べると明らかに音の解像度が低く、全体的に音がぼやけて聴こえます。
大型ドライバーのおかげで音圧が強くそれなりの迫力は感じられますが、高い音質を求める人には物足りないでしょう。
もちろん、OPPO Enco Air3iのほうが価格が2倍以上高いので、音がいいのは当たり前なのですが、筆者はこの価格差ならOPPO Enco Air3iのほうを選ぶと思います。