販売台数が最も多い、決算期3月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は26万8843台で、前年同月比-18.6%、3カ月連続の減少。先月の減少幅-14.4%を上回るマイナスに。セグメント別に見ると、普通乗用車が、19万7895台の同-8.5%で2カ月連続の減少、小型乗用車は7万948台、-37.7%と1月以降大幅な減少が続いている。小型車の前年比減は6カ月連続。

3月乗用車ランキング、日産ノートが2カ月連続首位!乗用車市場は▲18.6%、3カ月連続ダウン。(SUV・軽自動車を除く販売台数ランキングTOP20・2024年3月)
2月に続いて首位の日産ノート。1万2731台を販売。昨年3月は1万6167台のセールスで首位だった。(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 3月の乗用車(SUV・軽自動車除く)のセールストップは日産ノート(前年比79%)、2カ月連続の首位だ。2位以降は、プリウス(同115%)、カローラ(同94%)と続く。上位3モデルは1万台超えのセールスだ。ちなみに、昨年のこのランキングでは8モデルが1万台超えしていた。
 長くトップを継続していたトヨタ・シエンタ前年同月比63%となって6位に後退。代わってホンダ・フリード(同78%)が4位へランクアップしている。

3月乗用車ランキング、日産ノートが2カ月連続首位!乗用車市場は▲18.6%、3カ月連続ダウン。(SUV・軽自動車を除く販売台数ランキングTOP20・2024年3月)
トップ3の中で唯一の前年超えとなったトヨタ・プリウス。1万1316台のセールスは前年同月比115%だ。画像はPHEVモデルのZ・PHEV(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 
ミニバンの首位は先月からワンランクアップの5位となった日産セレナ。9490台は前年同月比177%だ。7位には同じくワンランクアップのホンダ・ステップワゴン。トヨタのノア/ヴォクシーを今月も抑えた。8497台の登録は同比278%、4位のフリードとともにホンダは好調だ。

3月乗用車ランキング、日産ノートが2カ月連続首位!乗用車市場は▲18.6%、3カ月連続ダウン。(SUV・軽自動車を除く販売台数ランキングTOP20・2024年3月)
ミニバントップの日産セレナを追うホンダ・ステップWGN。パワートレーンは、2Lエンジン+モーターのe:HEVと1.5リッターターボを設定(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
3月乗用車ランキング、日産ノートが2カ月連続首位!乗用車市場は▲18.6%、3カ月連続ダウン。(SUV・軽自動車を除く販売台数ランキングTOP20・2024年3月)
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ヤリスクロス、カローラクロスはSUVとして別カウント)

提供元・CAR and DRIVER

【関連記事】
「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ