3月の軽乗用車市場は115,318台の販売で前年同月比78.0%と4カ月連続で前年実績を下回った。主要ブランドのシェア(カッコ内は販売台数の前年同月比)は、スズキは45.4%(同132.6%)、ホンダは21.9%(同70.9%)、日産は16.4%(98.9%)。ダイハツは4.6%(11.9%)と、前年のセールスの1/10まで減少している。
3月車種別ランキング首位は20,360台(前年同月比73.2%)を販売したホンダN-BOX。2位は先月に続いて前年実績を大きく超えた好調スズキ・スペーシア。先月首位に1,500台差まで詰め寄ったものの今月は2,500台差に。しかし、スズキは全需が落ち込む中、ワゴンR、アルトと数少ない前年超え実績となっている。各車の前年比からするとダイハツの出荷停止の影響はスズキに追い風となっているようだ。ダイハツの工場出荷も徐々に再開されてきた。今後の台数推移がどのようになるか注目していきたい。
■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ジムニーなどのSUVモデルは別カウント)
提供元・CAR and DRIVER
【関連記事】
・「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
・最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
・コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
・2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
・Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ