プレミアリーグ(イングランド1部)ブライトンには、今年夏に鹿島アントラーズ、東京ヴェルディと対戦する可能性が報じられていたが、日本ツアー実施が決まった模様。英紙『アーガス』が4月30日、同クラブ幹部のコメントを伝えている。
同紙によると、ブライトンのポール・バーバーCEO(最高経営責任者)は「万全を期して、我々はこの夏日本に向かう」と日本ツアー実施を宣言。対戦相手こそ明言を避けたものの、「日本では現時点で2試合を開催する予定だ。今はトレーニング場、ホテル、スタジアムの下見をしているところだ。(ツアー開催の)契約締結まで、まだやるべきことが残っている」とツアー開催にむけての準備にも言及したという。
また、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、DF冨安健洋所属アーセナルからの関心が報じられている三笘については「我々としては、彼が日本ツアーに参加することを期待している。彼と一緒にいることは、我々にとって重要なことだからね」と語ったという。
三笘はプレミアリーグ挑戦1年目の2022/23シーズンに公式戦10ゴール8アシストとブレイク。今季は更なる飛躍が期待されていたが、昨年12月に足首を負傷。今年1,2月のAFCアジアカップにも万全の状態ではプレーできず、ブライトン再合流後に腰の問題も報じられると、ロベルト・デ・ゼルビ監督は2月27日の会見で「三笘は2,3カ月離脱する。今季終了かもしれない」とコメント。三笘の離脱以降、チームも黒星が先行し、リーグ戦34試合終了時点で12位に沈んでいる。
ブライトン来日の可能性については、先月下旬に日本国内の一部メディアが報道。ただ、報道では三笘の古巣である川崎フロンターレが対戦候補に浮上していないことから、一部のファン・サポーターから疑問の声が挙がっている。