製造拠点はアジアに設置、生産に直結した研究開発を目指す
ANKA SPACESを開発したのは、独立系デザイナースタジオから2018年に誕生した米スタートアップANKA-MG社である。
米国デラウェア州の本社ではエレクトロニクス製品の研究開発およびデザインにフォーカスしながら、製品開発にはサプライチェーンとの強いつながりが不可欠ということで製造拠点はアジアに設置。中間に介在する販売チャネルをなくすことで、高品質かつコスト的にも優れた製品を開発・販売することができるという。
こうした企業努力ですべての人や家庭にテクノロジーを届けることをミッションとして、科学技術の恩恵によって人々の生活をより便利・快適にすることを目指している。また、環境に配慮した開発や科学、テクノロジーで自然を守り、持続可能な未来を探っていくとしている。
じつは、今回のスマートテーブルは当初Kickstarterでクラファンプロジェクトを展開していた。ところが、1000万円以上の資金が集まった終了直前に「悪意のある人々からの攻撃」により中止となったとのこと。その後立ち上げたIndieGoGoプロジェクトでようやく成功し、現在はすでに発送が始まっている。
(文・根岸志乃)