ファミリーレストラン大手チェーンで「働く」ネコ型配膳ロボットのように、日常にすっかり溶け込んできた「サービスロボット」。人手不足や業務効率化を目的として、各所で相次いで導入されています。
「人に寄り添うロボット」を目指して開発されたという「スマートロボット」2機種が、2024年後半に株式会社エクセディからプレリリースされる予定です。
カスタマイズ性が高くリーズナブルに導入できるスマートロボット
エクセディ社によると、ロボット制御ソフトを用いなくても。アプリを通じてロボットに指示ができることが特徴だといい、「ルート走行」「物体検知」「顔認証」など20種類以上の操作・設定が可能だそうです。
稼働条件に従って、ユーザーがカスタマイズできることから、さまざまな場所・目的で活用することができます。また、初期設定や改修にかかる時間・コストを削減を目指せると同社。
力持ちの「パワフル」と多用途に使える「マルチ」の2機種を展開予定
工場や倉庫を想定した「パワフルタイプ」、店舗・飲食店・教育現場などさまざまな場所で活躍できる「マルチタイプ」の2機種が登場する予定です。
工場や倉庫などでものを運搬させることを想定した「パワフルタイプ」は、最大けん引従量600キログラム、最大積載重量120キログラムのパワフルさが特徴です。
ホテルや空港などでの手荷物運搬作業を任せるために「追従走行モード」が備わっているそうです。
「マルチタイプ」は店舗での配膳・運搬だけでなく、施設内の巡回やお客さまの案内役といった活用方法にも対応。ChatGPTと連携すると、生成AIにより円滑なコミュニケーションも実現するそうです。
<参照>
エクセディ、自社開発・製造のスマートロボットAMRの2機種を2024年にプレリリース