兵庫県神戸市を拠点に、92年にわたり歴史を刻んできた日米珈琲が、直営喫茶店「ゴールデンカップ神戸」を4月29日(月/祝)にグランドオープンさせる。日米珈琲の一世紀にわたる歴史と技術が息づくこの新店は、神戸の地に過ごすコーヒー愛好家たちに贈る贅沢な空間となるだろう。

神戸のコーヒー文化への根付き

1868年の開港以来、西洋文化の入り口として多様な要素を受け入れてきた神戸。そのなかで、コーヒー文化も例外ではない。そんなコーヒーの街で産声を上げた日米珈琲は、1932年の創業以来、約一世紀にわたりコーヒーの卸・焙煎加工を手がけ、神戸のローカルな空気を感じながら、ハイカラ志向の神戸っ子たちに愛されるコーヒーを提供してきた。

店内には、本社一階にあるガラス張りの焙煎室で煎り上げた特別なコーヒーが並ぶ。ブレンドをはじめ、ストレート、季節ごとに入れ替わるスペシャルティ2-3種など、常時10種以上のコーヒーをご用意。ブレンドはサイフォン、ストレートはハンドドリップで丁寧に淹れ上げ、コーヒーの本来の味わいを引き出している。

「ゴールデンカップ神戸」の特徴のひとつは、すべてのスタッフが品質・焙煎・味に徹底的にこだわった「神戸珈琲職人」であること。コーヒー豆は、生豆鑑定できるスタッフが焙煎しており、店頭にも、コーヒーインストラクター1級や2級を保持するスタッフが、プロとして、お好みのコーヒーの提案をすることも。

多彩なメニューで食事も楽しめる

店内に一歩足を踏み入れると、視界に飛び込む真っ赤なソファや木目調の壁、ヘリンボーンの床が温もり溢れる空間を演出。ノスタルジックな家具が配置された、空間は、心を落ち着かせる場所となっている。さらに、カウンター席からテラス席まで、様々な席が用意されており、利用する人の様々なシーンに応じた心地よい空間を提供する。

コーヒーと共にお楽しみいただけるのは、モーニングから懐かしい味わいの純喫茶メニューまで幅広く揃えられ、特にシグネチャーメニューの「神戸ビーフ100%ゴールデンバーガー200」は見逃せない。テイクアウトやデリバリーのサービスも展開しており、どこでも神戸の味わいを楽しめるのが魅力だ。

デザートの看板商品となるのは、1日10個限定の本格コーヒーゼリーや手作りプリン。コーヒーの風味を大切にしながら、贅沢な味わいを楽しめるだろう。

お近くを訪れの際は、「ゴールデンカップ神戸」で、至福のひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。

ゴールデンカップ神戸
所在地:兵庫県神戸市中央区元町通3丁目4-7神戸プラザホテルウエスト1階(元町商店街内)

(akihiro takeji)