下池に移動

狙い通りの川側アウトレットが空いたので移動することとした。この時期の北西風を背中から背負える場所で上流の鉄板に比べては釣り易いだろうという選択だった。

予想通り風を背負えてマイクロスプーンでも飛距離を稼げる。しかし、ラインが風をはらむため多少はコントロールが必要な状況であった。

まず、イーグルプレーヤー50slim/GJで放流の残りと攻め切られていない魚を狙ってみる。案の定、攻め切られていない魚は多くプチ爆釣を楽しむがミノーの釣りは激しいジャークを繰り返すため場荒れを引き起こしやすい。20匹を釣った時点で反応が薄くなった。

また前日に少し雪が降ったようで雪代のせいか少し活性も落ちてきたように感じた。
何とかまだいるであろう活性の良い個体を狙うためグラビティ1.65gで広範囲をサーチ。ポツリポツリと拾う事が出来たが今一つハマることは無かった。

エリアトラウト釣行で77匹【大阪・千早川マス釣り場】トップウォータープラグで連発グラビティ1.65gで活性の良い個体を探す(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

トップウォータープラグがハマる

そうこうしていると夕方になりマスが水面直下で動き始めた。そろそろトップウォータープラグの出番だ。小にゃんぷっぷを付けてポッピングを始めると次々にヒット。これはバッチリハマったようだ。ミスバイトも多いものの十分に楽しめた。

そろそろスプーンで締めようかと思っていたら、プラグが勢いよく引き込まれた。なかなかの引きで簡単には上がって来ない。

スレ掛かり?と勘違いする程良く引いてくれる。寄せてくると今日一番のサイズ。慎重に寄せてネットイン。約40cm程の個体であったが非常に綺麗で抜群のファイトを楽しませてくれた。

エリアトラウト釣行で77匹【大阪・千早川マス釣り場】トップウォータープラグで連発トップウォータープラグにヒットしたニジマス(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

ラストはロール系のスプーンでスレた個体を狙ってみる。連続シェイクを入れたり巻き上げ、巻き下げなど様々な動きで誘ってみる。やはり夕マズメパワーも有りで連続ヒット。チャイムが鳴ったタイミングで納竿とした。

これだけ連続して釣れていると寒さを忘れそうになるが、外気温は2℃で釣り終えるとやはり寒さが身に染みる。

千早川マス釣り場名物の焚火とコーヒーで暖を取りながら片付けを行う。カウンターは77匹であった。連続で束釣りとは行かなかったが、本来の冬の釣りを楽しめた。

<福岡崇史/TSURINEWSライター>