町田ゼルビア 写真:Getty Images

 町田ゼルビアの下部組織である町田ゼルビアユースが、今月28日に行われた第48回・日本クラブユースサッカー選手権(U18)関東大会の第3戦で、QUON FDに8-1と勝利。前節で東京ヴェルディの公認支部であるヴェルディSS相模原を27-0で下していただけに、グループステージで3戦全勝、得失点差「55」でノックアウトステージ進出を決めている。

 日本クラブユース選手権関東大会のグループステージには、町田、湘南ベルマーレなどJリーグクラブの下部組織も含めて計42チームが参加。各グループ1位の11チームと、2位のうちの上位8チームがノックアウトステージへ進出というレギュレーションの中、町田はFC MAKUHARI、ヴェルディSS相模原、QUON FDと対戦した。

 その町田は、グループステージ初戦から本領を発揮。FC MAKUHARIに21-0で勝利すると、ヴェルディ相模原戦では前半のみで15点を奪取。後半に12点をくわえて、FC MAKUHARI戦につづき大差で白星を飾っていた。

 そしてQUON FDとの一戦では、武田翔琉23分に武田翔琉のゴールで先制すると、その武田が34分までにハットトリックを達成。その後も着実にゴールを積み重ねて、勝ち点3を手に入れた。

 これにより、町田は5月25,26日開催予定のノックアウトステージ1回戦への進出が決定。同クラブ公式サイトによると、1回戦の対戦相手は13日の抽選会で決定するという。

 ヴェルディ相模原を大差で下したことにより、注目を集めている町田ユース。トップチームもJ1で上位争いを繰り広げているだけに、ノックアウトステージでの躍進も期待される。